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Copilot+ PCなら標準フォトアプリで超解像やOCRが可能に。Insider向けに提供開始

フォトエディタにNPUを用いた超解像機能を追加

 Microsoftは22日、Snapdragon搭載Copilot+ PC向けの更新プログラムとして、超解像機能やOCR機能などのプレビュー版を提供開始した。Windows Insider向けに配信している。

 元画像の8倍まで解像度を引き上げる超解像機能のほか、OCRのサポート、ズーム機能の改善、バグ修正などを含むアップデート。超解像機能はWindows 11標準のフォトエディタアプリで利用可能。NPUを利用して数秒以内に高解像度化を行なえるとしている。

 OCR機能は、Windows 11のフォトアプリに追加。アプリで開いた画像に含まれる文字を検出し、テキストを直接クリップボードにコピーできる。160以上の言語に対応している。

 そのほか今回のアップデートには画像生成機能「Image Creator」のバグ修正や、画像表示時にウィンドウのサイズに合わせて自動で拡大/縮小を行なう機能の追加、フォトギャラリーにおいてシングルクリックで画像を開けるようになる改善などが含まれる。

フォトアプリでOCRをサポート