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Crucial、クロックドライバ搭載で6,400MT/sの高速DDR5。Core Ultraシリーズ2で対応

CUDIMM

 Micron Technologyは、クロックドライバをメモリ側に搭載し、高速/安定動作を実現したという「CUDIMM」、「CSODIMM」を出荷開始した。Crucialブランドで製品が用意されており、16GBの製品は出荷中、64GBの製品は2025年上期の販売開始を目指す。日本での販売は未定。

 DDR5は高速データ転送が特徴的だが、特に高帯域幅と大容量の組み合わせた際に、信頼性の高い高速動作、信号の完全性を確保をしながら性能を向上させることが困難だったという。これは現在、現行のシステムのほとんどがCPUのクロックに依存しているためだという。

 そこでCUDIMMおよびCSODIMMでは、Micronの技術によりメモリモジュールに直接クロックドライバを統合することで、速度の安定化を図る。既にIntelが検証を完了しており、大手PCメーカーやインテグレーターの間で採用する動きがあるという。

 特に、Micronは32Gbitダイベースの64GBソリューションにおいて初めて検証が行なわれたもので、これによりハイエンドPC/ワークステーションのメモリ容量を最大256GBまで拡張できる。

CSODIMM