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遅延が削減されたフレーム補間技術「AFMF 2」が正式版ドライバに

 AMDは10月1日(米国時間)、Radeon用のドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition 24.9.1」を公開。この中で、ゲームにおいてフレーム補間することでフレームレートを向上させる技術「AMD Fluid Motion Frames 2」(AFMF 2)が正式に実装された。

 AFMF 2は前バージョンである「AFMF 1」と比較して性能の向上や遅延の低減を実現したほか、高速モーション時のフレーム生成の一貫性を向上させてよりスムーズなゲームプレイと高いFPSを実現。7月30日にもプレビュードライバが公開されていたが、このたび正式実装となった。

 また、RDNA 3シリーズの拡張表示モードに対応し、ほぼすべてのボーダレスフルスクリーンゲームとの互換性を確保。さらにRadeon Chillとの相互運用性、VulkanおよびOpenGLのゲームへの対応、Ryzen AI 300シリーズのサポートが追加された。

 このほか、Radeon Anti-Lag 2のVulkan APIの対応に伴うCounter-Strike 2のサポート、縮小されたビデオ再生中のアーティファクトの削減、「ファイナルファンタジーXVI」におけるRadeon Boostの対応、HYPR-Tuneサポートの拡張などが挙げられる。