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【TGS2024】まるで秘密基地? IKEAのクローゼット型のゲーミングスペースなど、ゲーミング家具シリーズを展開

 9月26日~29日に幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」。コロナ禍の最中となった3年前に初出展したIKEAが、3年ぶりの出展を果たしている。

 今回は、IKEAが今月発売したゲーミング家具コレクション「ブレンボール」シリーズを中心とした展開。ゲームプレイに必要な機能を有しつつも、一般的な家具と調和するデザインを考えたという。

 製品は、足を伸ばせる形にもできるラウンジチェアや、ハンモックのように座面が吊り下げられたメッシュチェア、空気で膨らませる小型クッション、側面にバンドを備えたシェルフユニットなどさまざま。90×40cmと大柄ながら1,999円と安価なゲーミングマウスパッドも展開している。

ラウンジチェア。基本はソファの形で使える
クッション部分を広げて足を伸ばせるようにもできる
座面をハンモックのように吊り下げたメッシュチェア
空気で膨らませるクッション
側面のバンドも活用できるシェルフユニット
大型で安価なゲーミングマウスパッド
ベッドやデスクと組み合わせた省スペースなゲーミング環境(マウスパッド以外は別シリーズ製品)

 そしてもっとも面白い製品が、ゲーミングステーションと名付けられたもの。クローゼットのような外見だが、扉を開けるとデスクがあり、PC一式を設置できるスペースとなっている。テーブル部分は折り畳み可能で、空いたスペースにチェアを収納可能。扉を開けばゲーミングスペース、閉じればほかの家具と調和が取れた環境を作れる。ゲーミング用途だけでなく、子供の勉強机などにも活用できそうなデザインだ。

ゲーミングステーション。通常時はクローゼットに見える
開くと中はデスクがあり、PCを設置できる
テーブル部分は折り畳み可能で、チェアごと収納できる

 ところでIKEAは前回の出展でも、小物として妙なものが置かれていたのだが、今回も“PCゲーム界の遺物”と呼ぶべきものがさりげなく設置されていた。これが何か分かる人は歴戦のPCゲーマーであろう(ちなみに筆者は今でも所有しているが、USBですらないため、もはやPCに接続できない)。

見せたいものは下にある木製の手の方らしいが、ゲーマーならば上に目が行くのは必然