ニュース
Razer、ゲーム内の振動を体で感じられるクッション
2024年9月29日 03:00
Razerは、ハプティクス機能を駆使し、ゲーム内の振動を体に伝えるクッション「Razer Freyja」を9月29日にグローバルで販売開始する。価格は299.99ドル。日本では2024年冬頃に発売する予定。
ゲーミングチェアの座面および背もたれに被せて、その上に座ることでハプティクスによるフィードバックが得られる製品。背中、腰部、お尻から太ももにかけて左右、合計6個のボイスアクチュエータを搭載し、精密で高精細な振動を実現。対応ゲームにおいて没入感を高められる。
この製品はCESで「Project Esther」として発表されたもので、それが製品化にこぎつけた格好。ケーブルは電源ケーブル1本で、PCとは2.4GHz無線を介して接続する。
Razer Laptop Cooling Pad
また、ゲーミングノートの下に敷いて使うクーラー「Razer Laptop Cooling Pad」も同時発表した。価格は149.99ドル。こちらはグローバルで2024年第4四半期に発売、日本では2024年冬頃に発売する予定。
他社のノートPC向けのクーラーはファンの回転数が固定、もしくは手動で調節するものが多いが、本製品はUSBでノートPCと接続し、専用ユーティリティによりCPU/GPUの温度を監視しながら回転数を変更させることで、効率的な冷却を実現する。
ファンは直径120mmで、最大55立方フィートの風量を生み出す。ホコリや髪の毛の侵入を防ぐ「Ultra Fine Dust Filter」を装備するほか、14型から最大18型まで換装で対応できるマグネット着脱式のマウントが付属。14型と16型には、気密性を高めるクッションも備えている。
ソフトウェアによるファンカーブ調整は3つのプリセットを用意するほか、カスタマイズが可能。また、Chroma RGBライティングも内蔵し、同社製マウスと組み合わせることで没入感を高められるとしている。
Razer Kraken V4 Pro
このほか、ゲーミングヘッドセットの上位モデル「Kraken V4 Pro」も9月29日にグローバルで販売開始する。価格は399.99ドル。日本での発売は2024年冬頃を予定している。
Krakenシリーズの最上位モデルで、OLEDディスプレイを備えたコントロールハブが付属しているのが特徴。ゲームの音声とボイスチャットの音声の2系統を入力し、コントロールハブでそれぞれの音量を調整してミックスして出力できる。
ヘッドフォン部はマイクが格納式となっているため、未使用時はすっきりとした見た目にできるほか、プロテインレザーメモリーフォームクッションの採用により、側圧が強すぎず長時間の着用で疲れにくいとしている。
接続はUSB、Bluetooth、独自のHyperSpeed Wireless、および3.5mm。