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REDMAGIC、20,000rpmファン内蔵のゲーミングタブレット
2024年9月6日 11:17
中国REDMAGICは9月5日(現地時間)、唯一のSnapdragon 8 Gen 3 Leading Editionを搭載したゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova Gaming Tablet」シリーズを発表した。国際版については9月27日に発表予定となっているが、日本でも予告ページが出されており、国内投入が期待される。
ラインナップはメモリ12GB+ストレージ256GB、16GB+512GB、24GB+1TBの3種類で、中国での価格は3,999人民元(約8万1,000円)、4,499人民元(約9万1,000円)、5,599人民元(約11万4,000円)から。本体色はCyclonとSnowfallの2種類(24+1TBはSnowfallのみ)。
Snapdragon 8 Gen 3 Leading Editionは最大3.4GHz駆動のCPUと、最大1GHz駆動のGPUを搭載し、“これまでにないゲーミング性能”を実現したという。また、メモリにLPDDR5X、ストレージにUFS 4.0を採用し、Antutuベンチマークスコア235万2,902を達成したとしている。
高性能を実現するため「PAD Cooling System ICE 2.0」を採用。9層の熱拡散技術を採用し、温度を最大25℃低減できる。加えて、20,000rpmのファン、3Dヒートパイプ、3Dの内部サーキュレーションエアダクト、29,400平方mmにおよぶ画面底部の熱拡散合金、9,268平方mmの超電導銅箔、89,114平方mmの一体型航空アルミニウム筐体、熱伝導性ジェルなどを備える。
ディスプレイは2.8K解像度でリフレッシュレート144Hzの10.9型。アスペクト比は16:10となっている。また、840Hzのタッチサンプリングレートを実現している。「原神」向けの超解像技術を採用し、解像度を2Kまで引き上げるという。一方でSGS認証のブルーライトフィルタなどを備える。
また、10,100mAhのデュアルセルデザインのバッテリを内蔵し、120Wの急速充電をサポートするほか、最長18.7時間のバッテリ駆動、ゲームでも10時間のプレイを実現。15分で容量50%まで充電でき、満充電は45分で完了する。
筐体はアルミニウムボディ、CNC加工のミドルフレーム、45度の滑り止め面取り加工、陽極酸化処理されたバックカバー、RGBライティングなどを搭載する。重量は530g。
ソフトウェア面では、「REDMAGIC OS 9.5」を搭載し、ボイスコマンド実行のほか、「Cube AI」と呼ばれる機能で、AIトリガー、オーディオ/ビジュアル強化、スマートナビゲーターでゲーミングを強化できるという。モーションセンシングによるゲーム操作も可能。また、「Gravity X Platform 2.0」をサポートし、VR/ARヘッドセットに投影したり、マウス/キーボード/大画面を使ったマルチタスク操作も可能。
このほか、2基の0815大型X軸リニアモーターによる4Dバイブレーション、DTS:X Ultra認証の4スピーカー、2,000万画素前面/5,000万画素背面カメラ、NFC/指紋センサー/フル機能USB Type-Cなどを搭載する。
