役者は揃った。AMD/IntelのCopilot+ PC対応は11月より

　米Microsoftは3日(現地時間)にブログを投稿し、AMDおよびIntelプロセッサにおけるCopilot+ PCへの対応アップデートを11月より順次開始する(地域によって異なる)と発表した。

　現在、Copilot+ PC対応のPCはQualcommのSnapdragon Xシリーズに限定されている。しかしAMDは既に「Ryzen AI 300」シリーズを投入しており、内蔵されているNPUの性能はCopilot+ PCの要件をクリア。またIntelも同日にLunar Lakeこと「Core Ultra シリーズ2」を発表し、同様に性能要件をクリアしている。

　このためMicrosoftではこれらのPCでもCopilot+ PCの機能が使えるようになるアップデートを11月より無料で提供開始する。利用可能な機能は以下の通り。

• 翻訳機能付きのライブキャプション
• 背景ぼかしやアイコンタクト、自動フレーミングなどのWindows Studio Effects
• ペイントの生成AI「Cocreator」
• イメージのスタイル変更およびImage Creatorを含む写真アプリ

　一方で目玉機能の1つである「Recall」については、10月よりWindows Insiderコミュニティを介して提供開始する。