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Google、授業中にスマホの機能を制限する機能

 米Googleは1日、授業時間中などに機能を限定するペアレンタルコントロール機能「School time」を、Androidスマートフォンやタブレットなど向けに展開すると発表した。

 School timeは、保護者がFamily Linkを通じて子どものデバイスをコントロールできる機能。有効にすると、デバイスが専用のホーム画面へ移行して機能が制限され、学校の授業時間中などに気が散るのを防げる。また、特定の連絡先からの通話やテキストメッセージにはアクセス可能とするオプションも用意する。

 同社では、学校では授業に集中してほしいが、緊急時には連絡を取れるようにしたいという保護者の要望に応えた機能だと説明している。すでにスマートウォッチの「Fitbit Ace LTE」では2024年より導入しているが、今後1年間で一部のAndroidスマートフォン、タブレット、Samsung製のGalaxy Watchなどにも展開していく予定だという。

 そのほか、10代の子どもを持つ保護者向けの機能アップデートとして、子どものYouTube上でのアクティビティを確認できる機能も今夏後半に実装予定だとしている。