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Google Play、子どものアプリ購入を管理する保護者向け新機能

Purchase Requests

 Googleは20日(米国時間)、子どもがアプリの購入やアプリ内購入をしようとしたさいに、リアルタイムで保護者へ購入の許可を求めるリクエストを送信する管理機能「Purchase Requests」を発表した。

 Google Playでは、事前に家族として設定した複数のアカウントに対して、共有の財布として機能する家族用の支払方法が設定できる。この機能では、購入履歴をまとめて確認できるほか、13歳(ないしは各国で定められた年齢)未満の子ども用アカウントでの購入操作に対し、保護者(管理者)側でそれを承認または拒否できるペアレンタルコントロールも提供している。

 今回のPurchase Requestsでは、家族用の支払方法を設定していない場合でも、子どものアカウントから保護者に対して購入のリクエストを送れるようになる。保護者側はリクエストを受け取ると、何のアプリまたはアプリ内購入かといった情報が確認でき、その上で承認するかどうかを決定できる。

 リクエスト自体はリアルタイムで届くが、その場で判断できない場合はあとから決定することも可能。購入を承認すると、保護者が自身で設定している支払方法(Google Playギフトカードを含む)から決済が行なわれる。