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デザインと機能性にほぼ全振りしたスマホ「CMF PHONE 1」
2024年7月9日 11:12
Nothingは、ハードウェアのデザインや機能性を重視したスマートフォン「CMF Phone 1」を発表した。日本での発売日は未定だが、日本語のページが完成しているほか、「CMF Watch Pro 2」や「Buds Pro 2」などが7月中旬以降に発売予定であるため、本製品も投入される見込みが高い。
ブラック、オレンジ、ライトグリーンの3色に交換可能な背面ケースが用意され、専用ツールにてネジを外すことでユーザー自身がカスタマイズできる。色ごとにも異なる仕上げとなっているなど、外観デザインにこだわった。
また、背面右下のネジを中心にアクセサリ類が取り付けられるようになっており、折りたためるスタンド、ストラップ、ケースなどを装着できるようになっているなど、ハードウェアとしての機能性を高めた。
プロセッサはMediaTekが5月30日に発表した「Dimensity 7300」を採用。最大2.5GHz駆動のCortex-A78を4基、Cortex-A55を4基(クロック非公開)、Mali-G615 MC2を内蔵しつつ、第2世代4nmプロセスで製造される。同社によればAntutuベンチマークは673,000を達成し、クラス最速としている。
カメラは5,000万画素のソニーセンサーで、視野79度、F1.8。前面カメラは1,600万画素。独自の「TrueLens エンジン 2.0」およびGoogleと共同開発したUltra XDRを採用し、写真を“可能な限り現実に近づける”としている。
メモリは8GBで、仮想メモリRAM BOOSTERにより16GBまで拡張可能。ストレージは128GBまたは256GBで、microSDカードによる拡張もサポート。また、5,000mAhのバッテリで最長2日間の駆動、33Wの高速充電への対応も謳われている。ディスプレイは1,080×2,400ドット120Hz/最高輝度2,000cd/平方m/10億色表示対応の6.67型Super AMOLED。
OSはAndroid 14をベースとしたNothing OS 2.6で、2年間のAndroidメジャーアップデートおよび3年間のセキュリティアップデートをサポートする。
インターフェイスはWi-Fi 6、Bluetooth 5.3、USB Type-C、ディスプレイ内指紋センサー。
SIMはNanoSIM×2で、対応バンドは2Gが850/900/1,800/1,900MHz、3Gが1/4/5/8、4Gが1/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41/66、5Gがn1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78。NFCおよび無接点充電は未対応。
本体サイズは164×77×8/9mm(標準/ヴィーガンレザー)、重量197g/202g(標準/ヴィーガンレザー)。IP52準拠の防水防塵を備える。