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MSI、背面コネクタ対応のmicroATXマザーやピラーレスケース

B760M PROJECT ZERO

 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(MSI)は、背面コネクタデザインを採用したマザーボードとして、Intel B760チップセット搭載の「B760M PROJECT ZERO」とAMD B650チップセット搭載の「B650M PROJECT ZERO」を19日に発売する。価格はともに3万6,980円。

 同社は背面コネクタマザーボード対応のピラーレスPCケース「MAG PANO M100R PZ」も24日に発売する。価格は1万6,980円。3製品ともに、ケーブル配線や組み立ての手間を省きつつ、より美しい外観のPCを構築できることを目指して開発された「PROJECT ZERO(PZ)」の製品となる。

B760M PROJECT ZERO、B650M PROJECT ZERO

B650M PROJECT ZERO

 B760M PROJECT ZEROおよびB650M PROJECT ZEROは、背面コネクタデザインとホワイトシルバーのカラーリングを採用したmicroATXマザーボード。

 B760M PROJECT ZEROは、12+1+1 75A SPS電源回路を搭載し、小さなねじを使用せずM.2デバイスの固定ができるEZ M.2クリップを備えるほか、マグネットスタンド式のWi-Fiアンテナが付属する。

 主な仕様は、メモリスロットが4基でDDR5-7800などに対応し、拡張スロットがPCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x4(x16形状)、PCIe 3.0 x1、ストレージがPCIe 4.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×4。

 背面インターフェイスは、USB 3.2 Type-C、USB 3.1×3、USB 2.0×4、DisplayPort 1.4、HDMI 2.1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、2.5Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備する。

B760M PROJECT ZERO(背面)

 B650M PROJECT ZEROは10+2+1 80A SPS電源回路を搭載し、大型ヒートシンクを装備したPCIe Gen4対応のM.2スロットを2基備えるほか、対応CPUがなくても電源ユニットとUSBメモリを用意するだけでBIOS更新ができるFlash BIOS Buttonも装備する。

 主な仕様は、メモリスロットが4基でDDR5-7600などに対応し、拡張スロットがPCIe x16、PCIe 4.0 x1、ストレージがPCIe 4.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×4。

 背面インターフェイスは、USB 3.2 Type-C、USB 3.1 Type-C、USB 3.1×3、USB 3.0×2、USB 2.0×2、DisplayPort、HDMI、2.5Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備する。

B650M PROJECT ZERO(背面)

MAG PANO M100R PZ

MAG PANO M100R PZ

 MAG PANO M100R PZは、270度パノラマガラスパネルを採用したピラーレス設計で、microATXの背面コネクタマザーボード対応するPCケース。側面にリバースブレードARGB LEDファンを3基、リアにARGB LEDファンを1基搭載するほか、ケース上部に最大360mmのラジエータを搭載できる。

 ビデオカードは最大390mm長まで搭載でき、ビデオカードの水平取り付けと垂れ下がり防止をサポートする、水準器とビデオカードホルダーを付属する。本体サイズは235×440×405mm。