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Logitech、ソフトでカーソルキーを再現できる60%ゲーミングキーボード

 スイスLogitechは4月9日(現地時間)、テンキー/ファンクションキー/カーソルキーを省いた60%配列のゲーミングキーボード「Logitech G PRO X 60 LIGHTSPEED Gaming Keyboard」(以下PRO X 60)を発表した。4月下旬より欧米で発売し、価格は179ドルまたは229ユーロ。

 日本でも発売予定があるようで、サイトに日本語配列モデルがリストアップされている(ただし記事執筆時点ではクリックするとトップへリダイレクトされてしまう)。価格は2万9,700円。

 FPS競技において、ダイナミックなマウスの動きを実現するためスペースをより多く活用できる60%キーボードは有利であるほか、試合大会に持ち運ぶのも容易のため、プロの間で人気が高まっている。

 その一方で、カーソルキーがないなど、一部のプロプレイヤーが必要としている重要なキーが不足している場合があるとしている。これを解決するためにPRO X 60では、ソフトウェア「GHUB」に「KEYCONTROL」と呼ばれる機能を搭載し、一般的なキーボードが提供するものをはるかに超えたカスタマイズを実現できる。

 具体的には、KEYCONTROLではキーごとに最大で15個の機能を割り当て可能となっている。また、「G-SHIFT」と組み合わせることで、別のレイヤーまたはキーにすぐにアクセスできるようになり、コマンドを実行したり、プログラマブルキーを押下したりできる。このため不足している重要なキーを補えるとしている。

 無線接続には同社独自のLIGHTSPEEDが採用されており、有線と同じぐらい高速でありながら堅牢な接続を実現。同社は開発に際し、携帯電話やプロダクションカメラ、無線ネットワーク環境と同等の無線干渉を実現する電波暗室環境でLIGHTSPEEDをテストし、そのプロトコルが完璧に機能することを確認したという。

 このほか、デュアルショットのPBTキーキャップ、LIGHTSYNC RGB対応のライティング、ゲームモードスイッチ、ボリューム/メディアコントロールといった機能を搭載する。LIGHTSPEED接続に加え、Bluetoothもサポート。セミハードキャリングケースが付属する。

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