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LG、輝度が30%向上した有機ELゲーミングモニター。4Kや湾曲モデルなど4機種

32GS95UE-B

 LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、ゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズより、有機ELパネル採用の新製品4モデルの予約販売を開始した。

 31.5型4K「32GS95UE-B」、44.5型湾曲「45GS96QB-B」、33.9型湾曲「34GS95QE-B」、26.5型WQHD「27GS95QE-B」を用意し、実売予想価格は順に23万円前後、28万円前後、20万円前後、15万円前後の見込み。

 いずれも、新技術「マイクロレンズアレイ」を採用することで2023年モデルより輝度が30%向上し、より繊細な色表現が可能になったという有機ELパネルを搭載する。色域はDCI-P3 98.5%をカバーし、DisplayHDR True Black 400の認証を取得している。

 ゲーム向け機能としては、FreeSync Premium ProやG-SYNC Compatibleをサポートするほか、遅延を抑えるDASモード、暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザー、FPSカウンター、クロスヘアなども備える。HDMIはVRR(可変リフレッシュレート)に対応する。

 このほか、ほぼ正確な色合いでブルーライトを抑える「Live Color Low Blue Light」機能も搭載する。

 主な仕様は共通で、表示色数が約10億7,000万色、輝度が275cd/平方m(最大1,300cd/平方m)、コントラスト比が150万:1、視野角が上下/左右ともに178度。

32GS95UE-B

 32GS95UE-Bは、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の31.5型ゲーミングモニター。用途にあわせて4K/240Hz駆動とフルHD/480Hz駆動を切り替えできる新機能「VESA Dual Mode」を搭載する。中間色応答速度は0.03msで、VESA ClearMR 13000を取得している。

 オーディオ面では、パネルから直接音声を出力する「Pixel Sound」に対応するほか、DTS Headphone:Xをサポートする。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、HDMI×2、DisplayPort、ステレオミニジャックを備えるほか、10W+10Wのスピーカーも内蔵する。

 本体サイズは714×279×507~627mm、重量は9kg。スタンドは-10~15度のチルト、左右10度のスイベル、右90度のピボット、120mmの高さ調節に対応する。

45GS96QB-B、34GS95QE-B

45GS96QB-B

 45GS96QB-Bおよび34GS95QE-Bは、曲率800Rで縦横比21:9の44.5型および33.9型湾曲ゲーミングモニター。3,440×1,440ドットの非光沢パネルを搭載する。240Hzのリフレッシュレートと0.03msの中間色応答速度に対応し、VESA ClearMR 13000を取得している。PBPおよびPIPの2画面表示に対応する。

 45GS96QB-Bのインターフェイスは、USB Type-C、USB 3.0×2、HDMI×2、DisplayPort、ステレオミニジャックを備えるほか、7W+7Wのスピーカーも内蔵する。

 34GS95QE-Bのインターフェイスは、USB 3.0×2、HDMI×2、DisplayPort、ステレオミニジャックを備える。

 本体サイズ/重量は、45GS96QB-Bが993×363×538~648mm/11.3kg、34GS95QE-Bが784×279×466~586mm/9.3kg。スタンドは、45GS96QB-Bが-5~15度のチルト、左右10度のスイベル、110mmの高さ調節に対応し、34GS95QE-Bが-10~15度のチルト、左右10度のスイベル、120mmの高さ調節に対応する。

34GS95QE-B

27GS95QE-B

27GS95QE-B

 27GS95QE-Bは、WQHD(2,560×1,440ドット)表示対応の26.5型ゲーミングモニター。240Hzのリフレッシュレートと0.03msの中間色応答速度に対応する。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、HDMI×2、DisplayPort、ステレオミニジャックを備える。

 本体サイズは604×258×464~574mm、重量は7.35kg。スタンドは-5~15度のチルト、左右10度のスイベル、左90度のピボット、110mmの高さ調節に対応する。