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エレコム、肉抜きなしで56gを実現した無線ゲーミングマウス

 エレコム株式会社は、露出部分で肉抜きがないホールレス軽量設計により、Mサイズモデルで56gの軽量性を実現した無線ゲーミングマウス「VM501」、「VM501L」(Lサイズ)を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

 いずれも「ELECOM GAMING Vcustom」シリーズに属する製品。使用感に直結するマウス本体の剛性を高いレベルで確保しながら、内部構造の抜本的な見直しにより、同社従来品と比較して28%の軽量化を実現。切れの良いエイムと重さによる疲労軽減の両立を実現した。

 本体は「かぶせ持ち」および「つかみ持ち」のパフォーマンスを左右する手首から薬指の付け根のラインに着目し、右手に最適化したハーフエルゴ形状により、長時間プレイ時にも手に負担がかかりにくい形状を目指したという。

 左右ボタンおよびホイールクリックに衝撃吸収フォームによる新開発のテンショニングシステムを採用。クリックの遊びとガタつきを減らしクリック感を向上させ、力の入れ始めからクリックまでの遅延を減少したという。

 また、サイドに2ボタン、ホイール手前に2ボタン配した8ボタンとし、専用設定ソフト「EG Tool」を利用して機能割り当て可能にするなど、バトルロイヤル系ゲームに好適としている。

 2種類のソールが付属し、スピード派とコントロール派それぞれのエイム感覚に適した滑り心地にカスタマイズできる「2-Modeシステム」を搭載。ソール材質は約1mmの極厚PTFEを加熱プレスによりエッジ丸め加工を施し、底面にも光沢処理を行なうことで、布製マウスパッドへの引っ掛かりを極限まで低減したとしている。

2-Modeシステム

 センサーはPixArtのPAW3311を採用し。応答速度/精度/安定性を最大限に高める新開発の無線ゲーミングマウス専用エンジン「ELECOM Wireless S.P.S Engine」を搭載。このエンジンでは独自の測定方法による正確な応答速度の計測とプロゲーマーによる感性評価により、応答速度の高速化、緻密な精度と安定性の向上を図ったという。解像度は12,000dpi、最大速度は300IPS、加速度は35G。

 バッテリはフル充電で最大50時間で、3分で充電で約4時間の使用が可能、フル充電まで1時間の急速充電機能も備える。USBケーブルで充電しながらの利用もでき、ケーブルは高い柔軟性を持つ「パラコード充電ケーブル」を採用。ケーブル長は約1.5m。

 本体サイズおよび重量は、VM501が65×122×40mm/56g、VM501Lが69×129×41mm/61g。別売りオプションとして、汗をかいて湿っている時でも高いグリップを実現するというグリップテープが用意される。

パラコード充電ケーブル
別売りのグリップテープ