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Lenovo、Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズ搭載のワークステーション

 米Lenovoは13日(現地時間)、CPUにRyzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載したワークステーション「ThinkStation P8」シリーズを発表した。

 従来の「ThinkStation P620」をベースとしており、自動車メーカーAston Martinからインスピレーションを得たデザインのシャーシを採用。CPUにRyzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを採用し、最新のZen 4アーキテクチャに加え、最大96コア/192スレッドを実現し、ビルディングインフォメーションモデリング(BIM)のワークフローなどに対応できる。

 また、GPUには最大で3基のNVIDIA RTX 6000 Ada世代GPUを搭載でき、リアルタイムレイトレーシング、ビデオレンダリング、シミュレーションなどに好適としている。このほかGPUとしてNVIDIA RTX A4000×4、またはRadeon PRO W7900、Radeon PRO W7600などを選択できる。

 チップセットはWRX90で、メモリは最大8チャネルのDDR5メモリを搭載できる。また、PCI Express 4.0対応のM.2 SSDを最大4台、大容量HDDを最大3台拡張可能。拡張スロットはPCI Express 5.0 x16×4、同x8×2、PCI Express 4.0 x8。OSはWindows 11 ProまたはUbuntu。

 インターフェイスは、USB 3.2 Type-C、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.1×5、USB 2.0×2、10Gigabit Ethernet、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、音声入出力などを搭載。オプションでシリアルポートも選択できる。電源は1,000Wまたは1,400W。本体サイズは175×508×435mm、重量は最大25.9kg。