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独自のChatGPTが作成できる「GPTs」が登場。GPTsの販売も今後可能に

 OpenAIは6日(米国時間)、同社初の開発者向けイベント「DevDay」を実施し、カスタム版のChatGPT「GPTs」を発表した。現在ChatGPT PlusとEnterpriseの一部ユーザーによるテスト運用が行なわれており、CanvaやZapier AIのサンプルGPTsが利用可能となっている。

 GPTsは、特定の用途にあわせてユーザーが自分だけのChatGPTをノーコードで構築できるツール。同社はChatGPTの回答傾向をあらかじめ設定できる「Custom instructions」機能を今年7月に導入しているが、GPTsはより高度なカスタマイズを可能とする。

 ユーザーはGPTsを利用することで、独自の指示や情報をChatGPTに追加し、Web検索や画像生成などの必要な機能も選択して組み込むことで、独自のチャットボットを構築できる。

 GPTsは共有が可能で、プライバシー保護の観点からユーザーのチャットデータはGPTsの作成者と共有されないように設計されている。使用したGPTsがサードパーティAPIを利用する場合も、ユーザーはデータをAPIに送信するかどうかを選択できる。

 同社は、作成したGPTsを販売できる「GPT Store」も今月後半に展開する。