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G7、AI企業のための行動規範に合意へ。ロイター報道

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 ロイターは29日(ブリュッセル時間)、G7諸国がAIを開発する企業のための新たな行動規範に合意する予定だと報じた。報道によると、この行動規範はプライバシーへの懸念やセキュリティリスクの中で、主要国がAIをどのように制御するかについての枠組みとなる。

 G7は、今年5月に広島で実施された閣僚フォーラム「広島AIプロセス」において、同規範の策定を開始した。規範は11の項目を通じて、「世界中で安全、安心、信頼性のあるAIの促進を目指し、最先端のAIシステム、特に最先端の基盤モデルや生成AIシステムを開発する組織の行動に対する指針を提供する」と謳っている。

 同規範は、AIによってもたらされる利益を享受しリスクや課題に対処することを目的としており、企業がAIライフサイクル全体でリスクを特定、評価、軽減するための適切な措置を講じるよう求めている。