Google、米国で20Gbps/Wi-Fi 7のインターネットサービス

　Googleは、2023年末までに家庭向けのWi-Fi 7と組み合わせて20Gbpsを実現するインターネットサービス「GFiber 20 Gig with Wi-Fi 7」を米国で開始すると発表した。詳細については今後数カ月にわたってお知らせするという。

　同社は既に米国で5Gbpsおよび8Gbpsのインターネットサービスを提供。一部大学などの組織では20Gbpsのサービスを提供していたが、今回Wi-Fi 7といった最先端技術も結集して、家庭向けにも20Gbpsのサービスを展開する。

　これはNokiaの25G PON技術の導入により実現したもので、GFiberはこの25G PONを採用した最初のISPの1つとなる。既存の光ファイバーに変更を加えることなく、10Gbpsの壁を突破し、最大10倍の速度でエネルギー効率を高める。

　また、カスタムの事前認定済みのWi-Fi 7ルーターとともに導入されるが、これも史上初になると言い、顧客は20Gbpsの真の速度を活用できるとしている。