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AMD、全ゲームでAnti-Lag+を無効化する新ドライバ

 AMDは18日、サポートしている全ゲームでAnti-Lag+技術を無効化にするRadeon用ドライバ「AMD Software:Adrenaline Edition 23.10.2」をリリースした。

 以前にリリースしたAnti-Lag+対応ドライバでは、同機能を有効にするとゲームエンジンのDLLを迂回する仕組みになっていた。このため、ソフトウェアのアンチチート機能が働き、アカウントをBAN(凍結)してしまうことが報告された。そこで23.10.2ではAnti-Lag+をサポートするゲームでも無効にされた。

 AMDはAnti-Lag+機能を再度有効にできるよう、ゲーム開発者と取り組むとともに、アンチチートでBANの影響を受けたゲーマーの復帰をサポートするソリューションについて開発しているとしており、詳しい情報が入り次第追ってお知らせするとしている。

 なお23.10.2では「Assassin's Creed Mirage」、「The Lords of the Fallen」、「Forza Motorsport」といった新ゲームをサポート。また、Starfieldプレイ中にゲームがクラッシュする問題、いくつかのモデルでMSAAまたはFSRをオンにした状態でCounter-Strike 2をプレイするとクラッシュする問題などに対処した。