Windows 11「ペイント」の画像生成AI「Cocreator」がInsider向けに実装開始

　Microsoftは27日(米国時間)、Windows 11 InsiderのCanaryチャネルとDevチャネルにおいて、ペイントアプリの更新(バージョン11.2309.20.0以降)を順次開始した。このバージョンより、OpenAIの画像生成AI「DALL-E」を活用した画像生成「Cocreator」を導入する。

　Cocreatorの利用は簡単で、オプションでアートスタイルを選択し「生成」をクリックすると、3つのバリエーションの画像が自動的に生成される。そこから好きなものを選んでキャンパスで編集できる。

　なお、機能の展開は時間をかけて行なうため、現時点ではアメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツの各地域の英語プレビュー版でのみ実装される。また、アップデートした後にまずMicrosoftアカウントでサインインし、ツールバーの新しいCocreatorボタンを押して、待機リストに参加する必要がある。

　利用可能になると電子メールが届き、生成のための50クレジットが付与される。新しい画像セットの生成にはクレジットが必要になる。