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Razer、ホットスワップ対応で打鍵感にもこだわった75%ゲーミングキーボード
2023年9月27日 11:00
Razerは、今後国内で発売予定の新型ゲーミングキーボードとして、「Razer BlackWidow V4 75%」、「Razer Huntsman V3 Pro」シリーズ、およびダイヤル型Bluetoothコンロトーラ「Razer Wireless Control Pod」を発表した。
Razer BlackWidow V4 75%
Razer BlackWidow V4 75%は、75%のキーレイアウトを採用した有線ゲーミングキーボード。ブラックカラーの通常モデルと、ホワイトカラーのWhite Editionを用意し、価格はそれぞれ3万1,900円、3万3,480円。どちらもキー配列は日本語と英語を用意し、9月29日発売となる。
第3世代Razer Orange Tactileスイッチを標準で備え、タクタイル感のある静音キーストロークを実現。最大1億回の押下耐久性を謳っており、LEDの光を通すクリアハウジングを採用する点も特徴となっている。加えて、同社製ゲーミングキーボードとしては初となるホットスワップに対応しており、3ピンまたは5ピンのスイッチとの換装が行なえる。
内部にはガスケットマウントやFR4プレートを用いたほか、2層の音響吸収フォームや潤滑済みスタビライザー、テープ補強済みPCBなどと組み合わせることで、優れた打鍵感と打鍵音を実現。6つのネジを外すことで内部構造にもアクセスでき、幅広いカスタマイズが可能だとしている。
また、5つのプロファイルを記録できるオンボードメモリや多機能メディアコントローラ、キーごとおよび側面のRGB LEDライティングなどを装備。ポーリングレートは最大8,000Hzまでサポートしている。
本体サイズは321×240.5×24mm、重量は815g。ケーブルは着脱式のUSB Type-Cで、マグネットで取り付けられるパームレストやキーキャップおよびスイッチ用工具も付属する。
あわせて、交換用パーツとして第3世代Razerメカニカルスイッチの単体販売も開始。Orange、Green、Yellowの3種類を用意し、1セット36個入りで、価格は各4,090円。
Razer Huntsman V3 Proシリーズ
Razer Huntsman V3 Proシリーズは、新型の光学式アナログキースイッチを採用した有線ゲーミングキーボード。フルサイズの「Razer Huntsman V3 Pro」、テンキーレスの「Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless」、60%レイアウトの「Razer Huntsman Pro Mini」の3種類を用意する。国内では日本語配列、英語配列ともに2023年冬の発売を予定しているが、国内価格は未定。なお、米国での価格は順に249.99ドル、219.99ドル、179.99ドルとなっている。
ともに、同社の光学式アナログスイッチとしては2019年以来となる新型「第2世代Razer Analog Opticalスイッチ」を採用。アクチュエーションポイントの調整可能範囲が従来の1.5~3.6mmから0.1~4.0mmへ拡がり、フルレンジでの調整が行なえるようになった。加えて、アクチュエーションポイントやリセットポイントがキー入力に追従し、素早いキーオン・オフを実現するRapid Trigeer機能にも対応している。
1億回の押下耐久性を謳っており、押下圧は40g、押し込み度合いで2つの機能を割り当てられる2ステップアクチュエーションにも対応。同社の調査結果によれば、磁気式スイッチでは磁気の強さによるばらつきがどうしても発生してしまうのに対し、光学式スイッチではキースイッチごとの個体差を抑えられるため、よりリニアなデータが取得でき、正確にアクチュエーションポイントを検知できるという。
また、フルサイズモデルおよびテンキーレスモデルでは、アクチュエーションポイントの調整に便利なLEDディスプレイを搭載。ユーティリティを起動せずとも、キーボード上の操作だけで視覚的に調整できる。さらにマルチファンクションデジタルダイヤルやメディアコントロールボタンを装備し、着脱式リストレストも付属する。