企業向けGoogle Meetに「超低遅延」モード実装へ

　Googleは、Google Workspace契約の企業ユーザー向けのWeb会議プラットフォーム「Google Meet」において、ライブストリーミングの超低遅延表示を順次導入していくと発表した。最初は1万人が利用でき、順次展開していく。なお、個人のGoogleアカウントでは利用できない。

　この機能が展開されれば、実質遅延なしのライブストリーミング体験を実現するといい、以下のような特徴を持っている。

• 話者あたり最大720pのビデオ解像度
• プレゼンテーション/共有コンテンツの最大解像度は2,880×1,800ドット
• 最大2名までの講演者のビデオを資料などと一緒に並べて表示
• 新レイアウトエンジンの動的な解像度管理により、あらゆるウィンドウのアスペクトをサポート
• 自動カメラカット機能が、もっとも関連性の高いスピーカーとコンテンツにフォーカスを当てるように
• 絵文字や投票、Q&Aなどによる視聴者の交流。キャプションや翻訳キャプションもアップデートで提供予定

　この機能はまずWeb版とAndroidデバイス上のGoogle Meetで利用できるようになり、2023年内にはiOSでも実現するとしている。