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CFD、消費電力を10%削減できる「Eco Mode」付きM.2 SSD

「SFT6000e」シリーズ

 シー・エフ・デー販売株式会社(CFD販売)は、業界で初めて消費電力を10%削減できる「Eco Mode」を搭載したM.2 SSD「SFT6000e」シリーズを8月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 ノートPCでも安定して利用・性能を発揮することをコンセプトに開発され、日本が世界に先駆けて採用したRealtekの「RTS772DL」コントローラを搭載。別途ダウンロードして利用できるWindows用ツール上からEco Modeを有効にすると、性能を調節することで消費電力を約10%削減し、SSD本体の発熱を抑えられるという。

 一方で、本体にはグラフェンと銅箔を組み合わせたシートタイプのヒートシンクが貼り付けられており、放熱性を高めている。

 このほか、PCのシステムメモリの一部を利用するHMB(Host Memory Buffer)機能や、バッファ処理を高めるDBMC(Data Buffer Management Controller)で速度を向上。さらに、性能や寿命、データ保護を向上させる「Data Guardian」機能、TCGのセキュリティ管理プロトコルOPAL、自己暗号化AES機能をサポートする。

 いずれも片面実装で、インターフェイスはPCI Express 4.0 x4、プロトコルはNVMe 1.4。NANDはMicronの3D TLC(B47R technology)。最大転送速度はリード/ライトともに6,000MB/sだが、モデル(容量)によって速度が異なる。

容量4TB2TB1TB512GB
シーケンシャルリード6,000MB/s
シーケンシャルライト5,000MB/s6,000MB/s2,600MB/s
ランダムリード最大100万IOPS
ランダムライト最大60万IOSP最大80万IOPS