初心者など向け「はんだ付け初級検定」、料金値下げで受験しやすく

初級検定実技試験用教材

　日本はんだ付け協会は、同協会が実施しているはんだ付け検定初級検定の料金を7月1日より改定すると発表した。これまでは受験料とeラーニングのセットで2万3,000円(以下すべて税別)のみの用意だったが、これらを切り離し、それぞれの料金を抑えて利用しやすくした。

　改定後の料金は、受験料が1万2,000円(再受験が1万1,000円)、基礎知識および実技のeラーニング教材が6,000円(2カ月間視聴可)。別途練習用教材も用意する。

　はんだ付け検定初級検定は、はんだ付けの初心者や経験が浅い人を対象とした検定。基礎知識を問う筆記試験(制限時間30分)と実技試験(同50分)で構成され、実施後に協会へ送付し、採点や添削、結果報告を受けられる。

　そのため、協会が実施する試験会場から遠い地方や、所属団体の施設内での受験も可能なのも特徴。また、練習用教材やeラーニングを活用し、受験者による社内勉強会や練習会なども開催できるという。