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スイッチサイエンス、32bit Armコアで性能強化の「Arduino Uno R4 Minima」

Arduino UNO R4 Minima

 株式会社スイッチサイエンスは、新型マイコンボード「Arduino UNO R4」シリーズから、「Arduino UNO R4 Minima」を発売した。価格は3,190円。MinimaはWi-Fi非搭載のモデルとなり、Wi-Fi搭載モデルの「Arduino UNO R4 WiFi」については技適を取得し次第発売予定だとしている。

 Arduino UNO R4シリーズは、従来モデルからフォームファクタやハードウェア互換性を維持しつつ、32bit Armコアを搭載するRenesas RA4M1(Cortex-M4)をMCUとして採用。クロックの高速化やメモリの増加を図り、大幅に性能を向上した。

 そのほか従来モデルからの変更点としては、12bit DACやCAN-BUS、オペアンプなどの部品を追加し、設計の機能拡張と柔軟性を実現。マウスやキーボードをシミュレートできるHIDサポートも組み込んでおり、電源電圧範囲は最大24Vまで拡大した。

 主な仕様は、動作クロックが48MHz、メモリが32KB、フラッシュメモリが256KB。インターフェイスは、デジタルI/O×14、アナログ入力×6、DAC、PWM×6、UART、I2C、SPI、CANなど。

 本体サイズは68.85×53.34mm。