パスワードレスな「パスキー」にネイティブ対応。Windows 11プレビュー版

パスキーの認証画面

　Microsoftは22日(米国時間)、パスキーに対応したWindows 11 Insider Preview「ビルド23486」をDevチャネル向けに提供開始した。

　本ビルドでは、パスワードレス認証を実現するパスキーをサポート。対応したWebサイトのアカウント作成やログインにおいて、パスキーの作成や保存が可能となり、Windows Hello認証(顔、指紋、PIN)の操作体験で利用できるようになる。加えて、設定アプリのアカウント内、パスキーの項目から、保存したパスキーの一覧が確認でき、検索や削除などの管理が行なえる。

　なお、Microsoft EdgeおよびGoogle Chromeにおいては、Webブラウザ上の表示で「Windows Helloまたは外部セキュリティキー」を選択することで、Windowsネイティブのパスキー認証が利用できる。

　そのほか変更や修正としては、エクスプローラーで一部のフォルダオプションを削除する変更が取りやめとなった。また、周辺機器のイルミネーション制御を行なうDynamic Lightingに新たなエフェクトを追加したり、タスクマネージャーがクラッシュする不具合などを修正した。