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スマホの平均利用時間が2022年で頭打ちに。ユーザー調査結果が公開

スマートフォンでの情報収集に関する定点調査

 Glossom株式会社は、全国の10代から70代の男女1,594名を対象とした「スマートフォンでの情報収集に関する定点調査」を実施した。本調査は2019年から実施しており、スマートフォンユーザーの意識変化などをとらえるのが目的。

 調査によると、SNS/サーチエンジン/メディアを使用した1日のスマートフォン平均利用時間は2022年の136.4分で頭打ちを迎え、2023年では132.1分に減少したと発表。また、SNS/サーチエンジン/メディア/動画サブスク/ライブ配信の利用状況では、ライブ配信以外は2022年と比較して利用率が上昇した。

スマートフォンの1日の平均利用時間の推移 SNS/サーチエンジン/メディアの合計
利用時間と利用率の推移 SNS/サーチエンジン/メディア/動画サブスク/ライブ配信
SNS利用時間と利用率の推移
SNS利用率と利用時間の推移(性別/年代別)

 SNSの利用状況では2022年と比べて5.1%の上昇を確認。SNS利用時間は15~19歳で大幅に減少し、時間の使い方の変化が大きく現れた年代であるという。

 動画サブスクとライブ配信の利用状況では、前者が2022年と比べて3.5%上昇したのに対し、後者は2022年と比べて3%減少した。今後は時間の効率性がより重視され、可処分時間の取り合いの中でライブ配信のようなリアルタイム性は不利に働く可能性があるとしている。

動画サブスクとライブ配信の利用時間と利用率の推移