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ベンキュー、対人/対物/手持ちを自動で切り替えるWebカメラ

ideaCam S1 Pro

 ベンキュージャパン株式会社は、対人と対物に最適なモードや手持ちモードを自動切り替えられる高機能Webカメラ「ideaCam S1 Pro」、「ideaCam S1 Plus」を直販サイトで発売した。Amazonや量販店でも6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格はProが3万1,800円、Plusが2万8,800円。

 両製品ともに800万画素のソニー製CMOSイメージセンサーを搭載し、最大3,264×2,448ドット/30fpsの高解像度動画撮影が可能なWebカメラ。センサーを内蔵しているのが特徴で、前を向いている時は対人、下を向いた時は対物といったように、シーン最適なオートフォーカスやアングルを切り替える機能を搭載。また、PCから外すとセンサーが感知し自動的に手持ちモードに切り替わる。

 本体上部にフリーズボタンを装備し、ワンタッチで静止画を撮影できるほか、ワンクリックで被写体に照明を当てられるリング型のライトボタンも備える。

 インストール不要で使えるベンキュー独自のクラウド型ソフトウェア「EnSpire」が利用でき、画面共有中のワンクリックズーム機能、異なる入力ソースからの映像や画像を1つのディスプレイ表示画面上に2分割して表示するPIP/PBP機能を搭載。Google MeetやMicrosoft Teams、Zoomに対応し、アプリケーション内でEnSpireを選択するだけで導入できるという。

 上位モデルのProではEnSpire機能をよりスムーズに使うための、ChromeおよびEdgeに対応した無線リモコンが付属。キャプチャー画像や静止画の撮影、ミュート、ズームイン/アウト、オートフォーカスなどを手元で操作できるとしている。

 そのほかの仕様は共通で、画角が対角72.9度、レンズF値が2.2。動画圧縮形式はMJPEGで、リングライトはLED×6。インターフェイスはUSB 2.0で、ケーブルの長さは1.6m。本体サイズは約107×83.5×57mm、重量は307g。