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Core i7-13700HXとRTX 4060を搭載し、液体金属も採用のクリエイター向けノート「R5-RL6」

R5-RL5

 株式会社サードウェーブは、CPUに第13世代Core、GPUにGeForce RTX 40シリーズを搭載したクリエイター向けのノートPC“raytrek”「R5-RL6」、「R5-RL5」の2モデルをドスパラで発売した。価格は前者が24万4,980円、後者が18万9,979円。

 それぞれR5-AA6/AA5の後継にあたる製品で、CPUが第12世代Coreから第13世代Core、GPUがGeForce RTX 30シリーズからGeForce RTX 40シリーズに進化したことで性能が向上。特にR5-RL6の場合、Core i7-12700H/GeForce RTX 3060搭載PCと比較して最大で2倍以上高速だという。

 このほか、sRGBカバー率99%/2,560×1,440ドット(WQHD)表示対応の15.6型液晶、Adobeの主要ソフト、およびCLIP STUDIO PAINTやワコムペンタブレットの動作確認、Thunderbolt 4への対応(R5-RL6のみ)、メモリ最大64GB/SSD最大2TBのカスタマイズへの対応など、クリエイティブ作業に必要な要件を取り揃えた。

従来の第12世代Core/RTX 30シリーズ搭載のR5-AAシリーズ
従来モデルと比較しての性能向上
広色域液晶を採用
主要クリエイティブソフト/ハードへの対応
充実のインターフェイス
主な仕様

 R5-RL6の主な仕様は、CPUにCore i7-13700HX、メモリ16GB(最大64GB)、ストレージに1TB NVMe SSD(M.2空きスロット1)、WQHD対応15.6型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.1、USB 3.0×2、HDMI出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、2.5Gigabit Ethernet、SDカードスロット、HD/Windows Hello対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 R5-RL5の主な仕様は、CPUにCore i7-13700H、メモリ16GB(同)、ストレージに1TB NVMe SSD、WQHD対応15.6型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0、HDMI出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、HD/Windows Hello対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

キーボード
電源ボタンの横にパフォーマンス調整ボタンが用意されている
R5-RL5の本体左側
本体右側面
液晶はsRGBカバー率99%
ワコムのペンタブレット動作確認済みとなっている

 なお、2製品ともに一見スペックが似通っているが、R5-RL6のCore i7-13700HXは16コア(8P+8E)/24スレッドで、ベースパワー55W、最大ターボパワー157W、チップセットも別チップ。一方R5-RL5のCore i7-13700Hは14コア(6P+8E)/20スレッドで、ベースパワー45W、最大ターボパワー115Wで、SoCとなっている。

 このため、外観はほぼ同じでも、R5-RL6の冷却機構は大幅に強化されたものとなっており、ヒートシンクはベイパーチャンバー付き、なおかつCPU/ヒートシンク間のTIMは液体金属になっている。また、既述の通りインターフェイスが若干異なるため注意が必要。

 本体サイズおよび重量は共通で約360×245×20~28mm、約2.2kg。

R5-RL6(上)の背面インターフェイスはThunderbolt 4とHDMI、2.5Gigabit Ethernet、DC入力だが、R5-RL5はMini DisplayPort、USB 3.1 Type-C、HDMI、Gigabit Ethernet、DC入力となる
左側面。R5-RL6(上)はUSB 3.1だが、R5-RL5はUSB 2.0となる
CPU/GPUが異なるため、Time Spyで約23%程度の差がある