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raytrek、薄さ20mmでRTX 4060搭載の16型クリエイターノート

raytrek R6-RL

 株式会社サードウェーブはクリエイター向けブランドのraytrekから、GeForce RTX 4060 Laptopを搭載した16型薄型ノート「raytrek R6-RL」、およびディスクリートGPU非搭載で薄型軽量の14型モバイルノート「raytrek A4-R」を発売した。価格はそれぞれ19万9,980円から、12万9,980円から。

 どちらも最薄部20mmのスリムな筐体を採用しつつ、CPUにCore i7-13700Hを搭載し、性能と携帯性を両立したクリエイター向けノート。さらにraytrek R6-RLではディスクリートGPUとしてGeForce RTX 4060 Laptopも内蔵しながら、重量を2kgに抑えている。

 メモリは最大64GB、ストレージはSSDを最大2TBまでそれぞれ搭載可能。Thunderbolt 4やUSB Type-A/C、HDMI、SDカードなど豊富なインターフェイスも装備しており、さまざまな周辺機器に対応できる。

ディスクリートGPUも搭載する16型raytrek R6-RL
より携帯性の高い14型raytrek A4-R
どちらもsRGBカバー率99%の非光沢液晶を搭載
クリエイティブ作業に必要な各種ポートを標準で装備

 ディスプレイはどちらもsRGBカバー率99%の非光沢液晶パネルを採用。写真や動画といった色味が重要な作業にも好適だとする。縦横比は16:10で、解像度は16型のraytrek R6-RLがWQXGA(2,560×1,600ドット)、14型のraytrek A4-RがWUXGA(1,920×1,200ドット)となる。

 そのほか、アルミニウム筐体によるデザイン性の高さも特徴。raytrek R6-RLではエッジ部分にダイヤモンドカット加工も施している。

背面

 基本構成時の主な仕様はraytrek R6-RLの場合、Core i7-13700H、16GB DDR5メモリ、1TB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、GeForce RTX 4060 Laptop、16型WQXGA非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。

 raytrek A4-Rの場合、Core i7-13700H(ビデオ機能内蔵)、16GB DDR5メモリ、500GB NVMe SSD、14型WUXGA液晶、Windows 11 Homeなどを搭載する。

 本体サイズ/重量は、raytrek R6-RLが358×274×20~23mm/約2.1kg、raytrek A4-Rが314×220×20~23mm/約1.4kg。

raytrek A4-R
天板

 発売を記念し、raytrekノートPC全商品を対象に、メモリ16GB→32GBへのカスタム金額を+999円で提供。また、raytrek R6-RLおよびA4-R購入とレビュー投稿で、5,000ドスパラポイントをプレゼントするキャンペーンを実施する。

raytrek R6-RL
本体
キーボード。19mmのキーピッチを確保し、快適にタイピングできるという
左側面
右側面
天板
ACアダプタは150Wと高出力ながら比較的コンパクト
エッジ部分はダイヤモンドカット加工が施される
raytrek A4-R
本体
キーボード。大型タッチパッドを搭載し、パームリジェクション機能も備える
左側面
右側面
天板
こちらはエッジ部分の加工は施されない

薄型軽量・高性能でモバイルを求めるクリエイターに応える

株式会社サードウェーブ 執行役員 製品・マーケティング統括本部 統括本部長の佐藤和仁氏
株式会社サードウェーブ 執行役員 製品・マーケティング統括本部 プロモーション部 raytrekサブプロダクトマネージャーの黒川裕大氏

 19日に開催された製品発表会では、株式会社サードウェーブ 執行役員 製品・マーケティング統括本部 統括本部長の佐藤和仁氏、同本部 プロモーション部 raytrekサブプロダクトマネージャーの黒川裕大氏が登壇し、製品投入の経緯や特徴などについて説明した。

 クリエイター向けブランドのraytrekでは、クリエイティブな作業を快適に行なえる環境や、クリエイターのニーズに応えるカスタマイズ性を提供することを目指し、製品を展開してきた。だが、これまではデスクトップ製品を主軸としてきたため、デザインや携帯性の部分に十分に注力できていなかったという。

 一方で、ノートPCを求めるクリエイターが多く存在し、携帯性やデザインへのニーズがあることも把握しており、今回の新製品ではこれまでの高い性能はそのままに、薄型軽量な筐体を実現したという。

 raytrekでは、いかなるタスクもこなせる性能、場所を選ばずに作業できる携帯性、洗練されたデザインと優れたユーザビリティといった要素を満たすことで、真に快適なUXが提供できると説明。今回の新製品はこれらの要素を押さえつつ、さらに手に取りやすい価格を実現したとしており、クリエイターにとって性能、携帯性、デザイン性を兼ね備えた最適な選択肢になるだろうとアピールした。

快適さに必要な3要素
性能だけでなく、コストパフォーマンスやデザイン性も実現
16型と14型の2機種を展開する

【19日15時40分追記】製品発表会の模様や実機写真を追加しました。