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日本HP、大容量インクタンク搭載のインクジェット複合機

Smart Tank 5105

 株式会社日本HPは、A4インクタンク搭載プリンタ「Smart Tank」シリーズを発売した。実売予想価格は「Smart Tank 5105/5106」が3万400円前後、「Smart Tank 6005/6006」が3万7,280円前後、「Smart Tank 7005」が3万9,700円前後、「Smart Tank 7305/7306」が4万7,000円前後の見込み。

 本体に黒インクボトル2本とカラーインクボトル各色1本を同梱。5105/5106では、A4モノクロ文書を約1万2,000枚、A4カラー文書を約6,000枚印刷可能で、印刷コストはA4モノクロで約0.33円/枚、A4カラーで約0.93円/枚を実現している。なお、5105/5106以外のモデルは、A4カラー文書を約8,000枚印刷できる。

 また、ボトルを逆さにしてもインクがこぼれにくい独自の補充キャップを採用し、挿すだけでインクの自動補充が可能。インク残量が目視できるインク窓も備える。

 機能面では、運転免許証やマイナンバーカードなどのIDカードの裏表を1ページにまとめてコピーできるほか、Wi-Fiの接続不具合を検出し自動で修復する機能、印刷時に発生する音を軽減する「静かモード」、セキュリティ機能「HP Wolf Essential Security」などを搭載する。

 このほか、専用アプリ「HP Smart アプリ」により、印刷やファイル送信、インク残量の確認ができるほか、同アプリの「HP Smart Advance」に対応し、アプリ経由のファクス送信や、複数枚の書類の一括スキャン、書籍スキャン時の自動補正機能なども可能。

 Smart Tank 5105/5106は、印刷速度がモノクロ約12枚/分、カラー約5枚/分。背面トレイで給紙トレイ枚数は100枚。無線LAN接続で、本体カラーは5105がグレー、5106がダークサーフブルー。

 Smart Tank 6005/6006は、印刷速度がモノクロ約12枚/分、カラー約7枚/分。前面トレイで給紙トレイ枚数は150枚。無線LAN接続で、本体カラーは6005がグレー、6006がダークサーフブルー。

 Smart Tank 7005は、印刷速度がモノクロ約15枚/分、カラー約9枚/分。前面トレイで給紙トレイ枚数は250枚。無線LAN接続で、本体カラーはダークサーフブルー。

 Smart Tank 7305/7306は、印刷速度がモノクロ約15枚/分、カラー約9枚/分。前面トレイで給紙トレイ枚数は250枚。無線および有線LAN両対応で、自動原稿送り装置(ADF)を備える。本体カラーは7305がグレー、7306がダークサーフブルー。

Smart Tank 5106
Smart Tank 6005
Smart Tank 7005
Smart Tank 7306