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Meta Quest 2/Proに更新。タップやスワイプでホーム画面を操作可能に

ダイレクトタッチ

 Metaは21日(米国時間)、同社製VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の「Meta Quest 2」および「Meta Quest Pro」向けに、ソフトウェアアップデート「v50」の提供を開始した。タップやスワイプで操作可能にする「ダイレクトタッチ」などの新機能を実装している。

 ダイレクトタッチは、ホーム画面のUIをタップやスワイプで直感的に操作できる機能。設定内の「試験中」タブから機能が有効化できる。

 Meta Quest 2およびMeta Quest Proでは、以前からハンドトラッキングをサポートしており、これまでも人差し指と親指を使った「つまむ」動きで操作が可能だった。ダイレクトタッチはこれをより直感的にするもので、スマートフォンやタブレットと同じようにタップやスワイプの動きでメニュー画面を操作できるようになる。

ゲーム内マルチタスク

 また、Meta Quest Proで利用できる「ゲーム内マルチタスク」機能がMeta Quest 2でも利用可能となった。ゲームプレイ中にMeta Questボタンを押すと、Webブラウザなどの2Dアプリをゲーム画面内にオーバーレイするかたちで起動できる。

 そのほか、Meta Quest Pro向けの機能強化として、同梱のTouch Proコントローラにおけるトラッキング起動時間を短縮。HMD装着時やハンドトラッキングからコントローラ操作への移行時などに、より早くコントローラが反応するようになる。