ニュース

ASRock、新Xeon Wに対応したワークステーションマザー

W790 WS

 ASRockは16日(台湾時間)、Sapphire RapidsベースのXeon W-3400/W-2400シリーズに対応したマザーボード「W790 WS」を発表した。

 LGA4677の新Xeon W-3400/W-2400シリーズに対応し、最大56コアをサポート。4チャネル対応DDR5メモリスロットを備え、2DPCで構成された8枚のDDR5 ECC RDIMMをサポートし、容量を最大2TBまで拡張できる。

 また、4基のPCI Express 5.0 x16スロット、1基のPCI Express 4.0 x16を装備し、拡張性を最大限に高めている。

 さらに、4つのPCI Express 5.0 x4対応M.2スロット「Blazing M.2 NVMe SSD Sockets」を備え、PCI Express 5.0 x16スロットに挿して4基のM.2に変換する「Blazing Quad M.2 Card」をサポート。1基のU.2 mini SASポート(SFF-8643)も備え、究極のストレージ環境を実現できるとしている。

 電源周りでは、90A SPSを備えた20+2フェーズ電源を搭載。ニチコン製コンデンサ「12K Black caps」、サーバーグレードの電源チョーク、超低損失の14層PCBなどを搭載する。VRMはアルミニウムフィンアレイとファンによるアクティブクーリングを採用。背面パネルI/O上部まで伸びたヒートシンクで放熱性を高めた。

 接続性の面では、2基の10Gigabit Ethernet(Marvell AQC113CS)、1基の2.5Gigabit Ethernet(Intel I225LM)を搭載し、後者はIntel Active Management TechnologyやIntel Endpoint Management Assistantに対応。さらに、Wi-Fi 6Eも搭載する。

 フォームファクタはExtended ATX。そのほかの背面インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.1×2、USB 3.0×4、音声入出力など。