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Intel AX211、Wi-Fi 6E対応の新技適番号付きラベルで出荷開始

地域別ラベルにおける日本の技適番号表記の変更。上が旧、下が新

 米Intelは1月6日(現地時間)、Wi-Fi 6Eに対応した無線LANモジュール「Wi-Fi 6E AX211(Gig+) 1216」および「Killer Wi-Fi 6E AX1675(Gig+) 1216」などに対し、日本国内における6GHz帯の利用が可能な新しい技適番号「003-220257」を印刷した地域別ラベルを貼付して出荷することを発表した。

 IntelのWi-Fi 6Eモジュールは既に6GHz帯が利用可能であったが、これまで日本国内向けの製品に関してはドライバ上で6GHz帯を制限していた。総務省が9月に6GHz帯を認可したことを受け、技適の番号を取得し直し、11月のドライバアップデートで使用可能となっていた。

 PCに内蔵されるモジュールが技適の表記要件を満たしていれば、PCそのものに技適の表示がなくてもよく、PC製造者自身が確認すればよいのだが、今回、出荷されるWi-Fiモジュール自身に新しい技適番号が付与されたことで、PC製造者はより確実かつ簡単に技適を確認できるようになったと言えるだろう。