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NVIDIA、YouTubeなどに対応したAI超解像機能

RTX Video Super Resolution

 NVIDIAは3日(米国時間)、Webブラウザでの映像視聴時に利用できるAIを活用した超解像機能「RTX Video Super Resolution」を発表した。

 RTX Video Super Resolutionは、映像の圧縮時に発生する圧縮ノイズを取り除くとともに、解像度のアップスケーリングを行なうAI機能。映像のシャープネスと明瞭度を高められるため、YouTubeなどのWeb映像コンテンツを高解像度モニターで視聴する場合などに活用できるとしている。

 対応GPUはGeForce RTX 40シリーズおよび30シリーズで、対応WebブラウザはChromeおよびEdge。2月頃の提供を予定している。

1080p映像を4K解像度にアップスケールした場合の比較。左は通常のアップスケール、右はRTX Super Resolution
Introducing RTX Video Super Resolution - 4K AI Upscaling for Chrome & Edge Video
Eye Contact

 そのほか、配信者向けツールのNVIDIA Broadcastについては、1月末提供予定のバージョン1.4にて、被写体の目線がカメラに向くよう調整するEye Contact機能を新たに追加予定。あわせて、バーチャル背景機能や安定性に関する改善も図る。

NVIDIA Broadcast 1.4 Update Featuring Eye Contact