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NVIDIA、GeForce RTX 4090は多くの地域で即完売も大幅な減益

 米NVIDIAは、2023年会計年度第3四半期(2022年8月~10月期)の決算を発表した。これによれば売上高は前年同期比17%減の59億3,100万ドル、営業利益は同77%減の6億100万ドル、純利益は72%減の6億8,000万ドルと、大幅な減益となった。

 データセンター部門は好調で、売上高は前年同期比31%増の38億3,000万ドル。同社はこの四半期中にHopperアーキテクチャに基づくH100 GPUの出荷を始めている。車載や組み込み向けも好調で、86%増の2億5,100万ドルを計上した。

 一方でゲーム部門の売上高は同51%減の15億7,000万ドル。第3四半期中にはGeForce RTX 4090を投入し、多くの地域で即完売となったものの大幅な減収となっている。また、プロフェッショナルビジュアライゼーション部門も収益は同65%減の2億ドルにとどまった。