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ChromeOS向けSteamのBeta版が提供開始。Core i3/Ryzen 3でも使えるように

 Googleは3日(現地時間)、ゲームプラットフォームSteamのChromeOS版となるSteam on ChromebookがBetaへと昇格したと発表した。ChromeOS 108のBetaチャネルにて順次利用可能となる。

 本リリースでは、第12世代CoreおよびRyzen 5000Cシリーズを新たにサポートし、最低要件をCore i3またはRyzen 3へと引き下げた。これにより、今までの3倍以上の機種に対応するという。なお、推奨要件はCPUがCore i5またはRyzen 5以上、メモリ容量が16GB以上だとしている。

 そのほか、DirectX 12やVulkan 1.3のサポート、スケーリング機能の性能向上、ストレージ周りの改良、バッテリ低下時の通知機能追加および電力効率改善などを実施。推奨ゲームについても新たに50のタイトルが加わり、今後も順次拡大していくという。

 ChromeOS Beta 108.0.5359.24以降に対応するデバイスであれば、導入後にflags(試験運用版の機能)の設定から「#borealis-enabled」をEnabledに変更すると、ランチャーにSteamが追加され、インストールが行なえるようになる。