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あきらキャミィ勝利で名古屋OJA BODY STAR Mildomが暫定2位!v6プラス FAV gamingも勝利で暫定5位浮上!ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第9節 Day1レポート
2022年11月7日 09:41
11月4日20時より「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」の第9節 Day1が開催された。第1試合がホームのv6プラス FAV gaming VS アウェイの魚群、第2試合がホームの名古屋OJA BODY STAR Mildom VS コミュファDetonatioN。本節リーグ戦の模様は全てYouTubeやTwitchなどのプラットフォームでライブ配信されている。
本日の見所はv6プラス FAV gamingと魚群による一戦だ。後半節に入って復活の兆しを見せるときど擁するv6プラスFAV gamingが前半節で惜しくも敗退した魚群相手にどのような試合を展開するのか。チームとしてもここでスコアを稼いでプレイオフ進出ボーダーラインである5位に浮上しておきたいところだろう。一方で現在3位の魚群も、ここはトップを目指すには負けられない戦いでもあるので、両チームの同行は見所の1つと言える。
また、現在4位にまで落ちてしまった優勝候補の名古屋OJA BODY STAR Mildomも注目だ。現在7位のコミュファDetonatioN相手に結果を出していかなければこの先さらに順位が落ちてしまう危惧もあるため、こちらも踏ん張りどころと言えるだろう。逆にコミュファDetonatioNはここで勢いをつけてポイントを稼ぎ、プレイオフのボーダーラインを目指していきたいところ。
ということで早速第9節 Day1の模様をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
ときど完全復活か?大将戦勝利でv6プラス FAV gamingを勝利に導く
1試合目はホームがv6プラス FAV gamingで、出場メンバーはsako、ときど、ボンちゃん、鶏めし。対するアウェイは魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、水派、もけ。
アウェイ魚群の事前オーダーは先鋒がもけのファルケ、中堅が水派のコーディー、大将がマゴのルーク、待機選手はまちゃぼーとなった。このオーダーを受けてホーム側、v6プラス FAV gamingの先鋒としてボンちゃんのルークが登場する。
先鋒のもけは意気込みについて「アウェイなんですけど、もうこっちからかぶせる気持ちで、ファルケ提示でいったんで、これはすごくいいかなと思ってます」とした。ここでアール氏が「ファルケにルーク、あえてきましたね」とボンちゃんの挑戦について煽りを入れると、これにもけが「生意気なやつがいるなって」と強い言葉でコメント。
これに横からマゴも「分かるぅ~」とさらに煽りを入れる。さらに乗ったもけは「ちょっとうぜえんで、潰します」とさらに強い言葉でコメントを返した。これにはハメコ。氏も「うぜぇんでって最近あんま聞かないよね」と漏らす。
生意気なヤツがいるんで、うぜぇから潰すというもけのコメントをそのまま伝えられたボンちゃんは「いや、偉くなったもんですね、こんな生意気な口聞かれたことないんだけど」とコメント。これにアール氏が「やっぱりいないところではいつもそうなんじゃないですか?」と煽りを入れるとこれにボンちゃんが激昂「言ってるってことですか?処刑です!そんな生意気なヤツは!」と返すコメントによる煽り合戦を見せてくれた。
ボンちゃんルークともけファルケの先鋒戦。ボンちゃんルークはVトリガーI/VスキルI、もけファルケはVトリガーII/VスキルII。
1戦目は中距離の立ち回りでもけファルケが上回り、ここを制して連勝で1本を先制。インターバルを挟んでの2戦目も、画面端に追い詰められずに中距離でうまく攻め切るという、もけファルケがファルケ理想のルーク戦での立ち回りを展開し、連勝で2本連取。先鋒戦をもけファルケがストレートで勝利した。
先鋒戦のもけファルケの勝利により、アウェイの魚群が10ポイントを獲得した。
中堅戦は水派のコーディーに対して、鶏めしのダルシムが挑む。意気込みについて聞かれた水派は「ダルシム戦、あんまいい印象ないんですけど、まぁ来るだろうなとも思ってたんで、まぁダルシム戦に何が必要かなって考えてたんすけど。悟りを開くことで、人はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、今日、お見せしたいと思います」となかなかのブッとんだコメントを出してきた。
これにはアール氏から「折り返したあたりで、みんな様子がおかしくなってきてるって思う方は、もしかしたらいるかもしれませんけど大丈夫です。平常運転です」とフォローを入れる。フォローなのか?
悟りを開いたと説明された鶏めしは「いや、悟りですか? うーん、コーディ……悟り……、うーん、多分EXゾンクぶっこんでくるとは思うんすけど」と冷静に回答。続けて「まぁ、こっちもちょっと……あの(亜空間)サンサーラとか名前言ってましたけど、ストリートファイターリーグ中、あんまりサンサーラ使えるキャラ少なくて……あのコーディに対してはサンサーラ使えるんで、ちょっとサンサーラがっちり使っていきたいなって」とした。サンサーラはダルシムのVトリガー「ヨガサンサーラ」を指す。
鶏めしダルシムと水派コーディーの中堅戦。鶏めしダルシムはVトリガーII/VスキルI、水派コーディーはVトリガーII/VスキルII。
1戦目は鶏めしダルシムが、空中でも発動可能な火球を設置するVトリガーII「ヨガサンサーラ」を活かした鶏めしダルシムの亜空間サンサーラっぷりを如何なく発揮、連勝で1本を先取。2戦目は1ラウンドを鶏めしダルシムが取ったあと、2ラウンドで水派コーディーの猛攻が大爆発!やや劣勢の状況から一気に逆転してここを取り返す展開に。しかし3ラウンドでは再び鶏めしダルシムがダルシム理想のコーディー戦の立ち回りを展開、ここを勝利して2本連取。中堅戦は鶏めしダルシムがストレートでの勝利を勝ち取った。
中堅戦の鶏めしダルシム勝利により、v6プラス FAV gamingが10ポイントを取り返す形となった。
大将戦はマゴのルークに対してときどのルークが挑むルークミラーマッチとなった。意気込みを聞かれたマゴは「とうとうきましたね。というか、ときどを来させるために、結構準備段階でも大変でしたね。やっぱりCFNとかでも、相手からこっちが何の対策をしてるのか見れてしまうので。v6プラス FAV gamingってなんかいろんなキャラがいるんですよ。なので、その対策をサボってしまったら、そのキャラが来てしまうなっていう風に思ってたんで、そこら辺を全部ちゃんとやることによって、あのときどを出させることに成功したんです」とときどとの直接対決実現に向けての苦労について細かく説明。
これにアール氏が「つまり、マゴさんの筋書き通りということですか? この鉢巻きも含めて?」と再確認。これに「まぁ来るしかないだろうなという感じでしたね。まぁ、あのルークに対しても、ルーク同キャラもユリアン戦も、あとときどに対しても全部得意なんで勝ちたいと思います」と終始真面目なままでコメントを終えてしまった。これにはハメコ。氏も「なんかひとボケくるのかなと思ってたら0だった。これは相当気合い入ってますよ」とした。
対するときどはマゴが真面目なコメントをしていた点を告げると「あ、真面目なコメントでした?」と聞き返す。これにアール氏がボケなかったですと返すと「なるほど、そういう感じだったんすね。なんでしょうね。まぁ、勝った方しか喋れないんで。マゴさんが次にしゃべるのは自分の配信の中ですわ。俺がしゃべらせてもらいます」とさらっと勝利宣言をしてみせた。
ときどルークとマゴルークの大将戦。ときどルークはVトリガーI/VスキルI、マゴルークもVトリガーI/VスキルI。
1戦目はときどルークの立ち回りがマゴルークを上回る展開で連勝して1本を先取。インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドもときどルークが好調な立ち回りを見せて先制。2ラウンドはマゴルークが取り返す。3ラウンドもマゴルークが一気に攻めきる猛攻を見せてマゴルークが1本を取り返す形となった。
インターバルを挟んでの3戦目1ラウンドは再びときどルークのペースで試合が展開、クリティカルアーツ「イレイザー」を決めて先制。2ラウンドはマゴルークがうまく立ち回ってここを取り返す。3ラウンドは一進一退の攻防の展開の末、僅かに体力リードしたときどルークが時間ギリギリまでうまく逃げ切りここを勝利。2本目を先取する形となった。
インターバルを挟んでの4戦目1ラウンドはときどルークが攻めきれば、2ラウンドはマゴルークが取り返す大激戦。3ラウンドはときどルークがマゴルークの動きを読んでの猛攻で見事に決めて3本先取。大将戦をときどルークが勝利した。
大将戦のときどルーク勝利により、チームとしてもv6プラス FAV gamingが合計30ポイント獲得での勝利となった。
終了後はv6プラス FAV gamingへのチームインタビューとなった。先鋒戦で敗退してしまったボンちゃんは「ホームの試合とは、やっぱ鶏めしさんとかときどみたいな試合をするべきなんです! それをアウェイ側みたいな試合をしてしまって……」といきなり反省点を語った。
これにアール氏が、あえてファルケ戦に挑んだ点について確認すると「全体の相場というか、そのチームの戦略で、俺がこのケースだったらもけいくっていう風な感じだったんで、俺自身も全然やるのも構わなかったし。構わないよってチームメイトに言って、あの試合に……反省します」とした。
中堅戦で勝利した鶏めしは「元々、自分が水派さんかマゴさんどっちか行くって話になったんですけど、直近でめちゃめちゃ強いコーディ使いの方とすごいスパーをして、まあ負け越してはいたんですけど、すごく参考にさせていただき、結構負けてるのに自信がついたんで、もうこれは行くしかないと思い、ちょっと水派さん担当させてもらいました。結果、うちが勝ち取れたので嬉しかったですねぇ」と笑みを浮かべた。
アール氏からは、試合前のインタビューでの宣言通りサンサーラで驚かせてくれてありがとうと伝えられると「いや、画面端ももっといいのあったんすけどねぇ」と更なる秘策もあった事実をのぞかせた。
本日待機となったsakoはチームの様子について聞かれると「いや、頼もしいっすね」と笑顔で答える。これにアール氏からチームの雰囲気がどんどんよくなっているのでは?と聞かれると「まぁ、そうっすね。元々うちのチームの雰囲気悪くはないですよ」としつつ「まぁ結果がついてこえへんかったから、ちょっとやっぱ負けが続くと落ち込むこともあるけど、チームの雰囲気はすごい元からいいんで。しかも今回ね、しっかりホームで勝てたんで、これで次節に向けてさらにね、テンション上げていけるから、すごいいい感じで勝てたと思います」とした。
最後に大将戦で見事に勝利したときどは「いや、ちょっとぶるっちゃいましたね、こっちも。結構緊張をお互いにしてたと思います」と大将戦での心境を語った。
続けて「向こうは結構やること大変だったと思うんすよ。別にそのマゴのルークとキャミィに対して、誰がいってもこっちはいけますっていう感じだったので、まんべんなくやってたので。だからそういう意味で、その俺を釣り出したって話なのかもしれないですけど」としてからトーンが変わり「これちょっとごめんなさい、ここでマゴさんの話聞けないんで、マゴさんの配信の方で多分かなりベラベラ喋ってると思うんで」とまさかのマゴの配信への誘導のようなコメントをしてみせた。
これに悪ノリしたアール氏が「ときどさん的にはマゴさん、どんなことを喋る予想ですかね」とたずねると「えっと、まず1回俺を持ち上げて、序盤ですね。でひとピーク作ってからあとはちょっとどうなるか、その日のマゴさんのコンディション次第なんで、僕も楽しみにしたいです」と返した。
アール氏は「皆さん、その目でお確かめくださいというところですが」とマゴ配信の宣伝を打ち切った。続けて、大将戦を2連勝した点について質問すると「そうですね、やっぱり僕としては組みしやすい相手に序盤は勝って、どっこいかちょい厳しいかなっていう相手にはしっかり全部負けちゃってたんですけど、ここ2試合はどっこいぐらいかなっていう相手にもなんとか、しっかり勝ててきてるんで、そういう意味では、調子がかなり上がってきてるのかなと思います」とコメント。
チーム自体が上向きになっている点について触れると「やっぱりありがたいっすね。チームメイトの途中のアドバイスとかが僕にとってすごいプラスとなってるんで、あとはボン自身がそのアドバイスを自身で……」といきなりボンちゃんに辛辣なメッセージを投げかける。
これにはボンちゃんもトレードマークの帽子を深々と下げて顔を隠しつつ「頑張ります。頑張っていきます!」と元気に返すと、最後にときどは「まだ長いんでね。残りもあるんで頑張っていきたい思います」と締めくくった。
あきらキャミィ好調で名古屋OJA BODY STAR Mildomが全勝!
2試合目はホームが名古屋OJA BODY STAR Mildom、出場メンバーはあきら、ウメハラ、ふ~ど、ナリ君。対するアウェイはコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、竹内ジョン、ナウマン、うりょ。
アウェイとなるコミュファDetonatioNの事前オーダーは先鋒がナウマンのルーク、中堅が板橋ザンギエフのG、大将はうりょのローズ、待機選手は竹内ジョンだが、本日は体調不良のため、不参加となっている。このオーダーに対してホーム側、名古屋OJA BODY STAR Mildomの先鋒はウメハラのガイルが登場する。
先鋒戦の意気込みを聞かれたナウマンは「いや、もう全力でぶつかるのみです……勝ちます」とシンプルにコメント。対するウメハラも「すごいやってきたんで頑張りたいです」とし、お互いがシンプルなコメントとなった。
ウメハラガイルとナウマンルークの先鋒戦。ウメハラガイルはVトリガーI/VスキルI、ナウマンルークはVトリガーII/VスキルII。
1戦目はウメハラガイルの立ち回りが見事でここを連勝で1本先取。続く2戦目、1ラウンドをウメハラガイルが先取するも、2ラウンドはナウマンルークの攻めが決まってここを取り返す。3ラウンドはウメハラガイルが安定した立ち回りを見せて、ここを勝利。2本連取で先鋒戦をウメハラガイルが制した。
先鋒戦のウメハラガイル勝利により、名古屋OJA BODY STAR Mildomが10ポイントを先制した。
中堅戦は板橋ザンギエフのGに対して、ふ~どのポイズンが挑む。意気込みを聞かれた板橋ザンギエフは「お、ミカかななんて思ったんですけどね、ポイズンなんだ、なるほど、って感じですね」と余裕を見せた。これにアール氏が問題はないかと聞かれるとなぜか「じゃあ、あの、ふ~どの魂をジョンに捧げようかな」と謎の意味深コメントで締めた。これにはハメコ。氏も「ジョンは今どういう状態なのかすごい気になってくるんで、深読みを誘うようなふわふわコメントはやめてほしいんですけど」と苦笑い。
対するふ~どは魂を捧げるくだりを聞かされると「え、もういなくなったんすか?」と冷静な返し。その後は「俺、ずっとジョンくんのコーディーの差し返しを練習してたんですよ、オーダー見るまで」と自身に竹内ジョンのコーディーが来ると想定してたことを明かした。
続けて「オーダー見ておっと思ったんすけど、まぁその差し返しを練習したってのは残ってるんで、ジョンくんにぶつける予定だったのをちょっとザンギさんにぶつけようかなと思います」とした。
ふ~どポイズンと板ザンGの中堅戦。ふ~どポイズンはVトリガーI/VスキルII、板ザンGはVトリガーI/VスキルI。
1戦目はふ~どポイズンの堅調な立ち回りで板ザンGの猛攻をしのいでの連勝で1本を先制。続く2戦目も、板ザンGのVトリガー「マキシマムプレジデント」発動からの猛攻に対してのふ~どポイズンの立ち回りがうまく、ここも連勝で2本連取。ストレートで中堅戦をふ~どポイズンが制した。
中堅戦のふ~どポイズン勝利により、名古屋OJA BODY STAR Mildomが、累計20ポイント連取となった。
大将戦はうりょのローズに対してあきらのキャミィが登場。意気込みを聞かれたうりょは「今ちょっとまあ2人負けてしまったんで、ここで勝って延長戦行きたいと思います。頑張ります」とシンプルなコメント。
これにあきらは「いや、もうノリに乗ってるうりょさんとですし、やっぱうりょさんと対戦できるっていう緊張感が自分の中で結構嬉しいことなんですけど、それにしても、本当にローズ戦だけやってきたんで、まぁ前回、鶏めしさんの時、世界で1番ダルシム戦やってきたって言ったんですけど、今日は世界で1番ローズ戦やってきてるんで、今日こそは勝たせてくださいお願いします」と意気込みを語った。
あきらキャミィとうりょローズの大将戦。あきらキャミィはVトリガーI/VスキルII、うりょローズはVトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドは強気の攻めを見せるうりょローズがあきらキャミィの攻めをうまくかわして連勝で1本を先取。続く2戦目1ラウンドはあきらキャミィがスピーディーな猛攻を見せて先制。2ラウンドはうりょローズが攻め切って取り返す。3ラウンドはあきらキャミィが速攻の攻めからクリティカルアーツをリーサルに決めて勝利。1本を取り返す展開となった。
3戦目1ラウンドはあきらキャミィがうりょローズの攻めをしのいで攻め切る猛攻を見せて先制。2ラウンドはうりょローズ有利で試合が展開するも、次のラウンドを見越してゲージを温存する策に出る。これが仇となったか、あきらキャミィの反撃に合い、そのままあきらキャミィの連携に攻め切られ、ここであきらキャミィが連勝で2本目先取という展開になった。
4戦目1ラウンドはうりょローズがクリティカルアーツ「フェイトオーラスパーク」をリーサルに決めて先制。2ラウンドはあきらキャミィがキッチリクリティカルアーツ「クロススティンガーアサルト」を決めて取り返す。3ラウンドはゲージの貯まりきった序盤でうりょローズが再度クリティカルアーツで体力を削って攻めるも、ギリギリの体力の中であきらキャミィが見事な立ち回りで反撃を決めてここを勝利。連勝で3本先取となり、大将戦をあきらキャミィが勝利した。
大将戦のあきらキャミィ勝利により、名古屋OJA BODY STAR Mildomがチームとしても全勝の40ポイントを獲得した。
試合終了後は名古屋OJA BODY STAR Mildomへのチームインタビューが行なわれた。先ずは先鋒戦で勝利したウメハラにコメントを求めると「ルーク戦は当たる当たらないに関わらず、ずっと毎日課題のように、日課のようにやってた組み合わせだったんですごい得意な組み合わせになってきましたねぇ。勝てて嬉しいです」とコメント。
アール氏から自身の調子や成績も乗ってるのではという質問には「そうすね。この間も言ったんですけど、みんながふ~どをマークして練習をそこにすごい割いていると思うんで、その分、自分はちょっとやりやすい状況が生まれてるのかなと思いますね。ただ、大将戦じゃなく、10点ずつの勝利なんで、もうちょっとポイント的に貢献したいところではありますね」と他チームの傾向を分析した。
中堅戦で勝利したふ~どは「一応なんかボコされたらミカ出そうかな、ぐらいの気持ちだったんですけど、何よりまあ中盤戦で1回負けるとやばい状況でこの結果が出てよかったなと思います」と素直な気持ちを語った。
これまではふ~どが大将を務めることが多かったが、今日はあきらが大将で全勝して40ポイント獲得できたことについて聞かれると「そうっすね。やってる時もあきらさんが、うりょが大将だったらどうしようみたいな話があったんですけど、いや、もう出よっていう風になりました。 別に俺じゃなくて、やっぱチームで勝つの大事なんで、それがこういう風な結果が出て嬉しかったですね」と今後のチームとしてのことを考えての戦略だったことを明かした。
続いて待機のナリ君は「そうですね、ちょっとチームが不調だった中で、皆さんがあの超しっかり勝っていただいて、ちょっと僕も頑張んなきゃなって思いましたので、応援してる皆さんにですね、いいとこ見せられるよう頑張ります」とした。途中、メンバーの誰かの音声にナリ君の声が入っていないというトラブルがあったが、単に自身がミュートにしていただけだったことが発覚するドタバタも見られた。
そして大将戦で見事に勝利したあきらは、ローズ戦でできることを全て出したのでは、と聞かれ「いや、もっと出したかったですけど、もうほんとに未だにちょっと手が震えてるんで、しゃべれるか考えてなかったんですけど、勝ててよかったっていうのと、さっきふ~どさんもおっしゃられたように、最近ちょっと自分負けてて、で、大将に本当に自分が行ってもいいのかどうなのかっていう相談をさせてもらって……それでもウメハラさん、ふ~どさん、ナリ君、みんなに、いや大将行きましょう!って言ってもらえて……で、こうやって勝てたので。いや、本当にあの試合終わった瞬間、泣きそうになりました」と大将戦出場の経緯を語った。
アール氏から、チームとしてもちょっと苦しい時期かなというところからの40ポイントがかなり大きいのでは、と聞かれると「そうですね、前回の結果で4位まで落ちてしまったんですけど、ここで40点取ることで、まだ1位争い、2位争いっていうところに全然目があると思いますので。引き続き調子上げていければなと思います」としてインタビューを締めくくった。
名古屋OJA BODY STAR Mildomが暫定2位、v6プラス FAV gamingが暫定5位に浮上!
以上、第9節 Day1の2試合の様子を簡単にお伝えした。Day2の結果次第でまだ順位は大きく変動するが、v6プラス FAV gamingが本日の勝利により、暫定5位に浮上した。このため、6位に落ちたSaishunkan Sol 熊本は再度5位に返り咲くには25ポイント以上の獲得が必要となる。そんなSaishunkan Sol 熊本の次の相手は現在3位の忍ism Gamingだが、忍ism Gamingがここで負けてしまうと上位陣から落ちて、ボーダーラインが近付いてしまうため、どちらも負けられない戦いになっている。
トップのGood 8 Squadは現在圧倒的最下位の広島 TEAM iXAが相手となるが、ここでスコアを稼げない場合、最速だとこの9節でトップの座を引きずり降ろされてしまう可能性もあるため、最低でも10ポイント以上のポイントが必要だ。
そして厳し言い回しになってしまった広島 TEAM iXAだが、残り全ての試合結果次第ではまだプレイオフ進出のボーダーラインを這い上がる道は残っている。広島 TEAM iXAには是非とも奇跡を起こしてほしい。筆者が言えるのはこれだけである。
次回、第9節 Day2は11月8日20時からの開催となる。次回カードは1試合目がホームのSaishunkan Sol 熊本 vs アウェイの忍ism Gaming、2試合目がホームGood 8 Squad VS アウェイ広島 TEAM iXAの2戦が行なわれる。