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Philipsがゲーミングブランド「Evnia」立ち上げ。第1弾はUWQHD対応34型湾曲モニター

34M2C7600MV

 Philipsは25日(シンガポール時間)、ゲーミングブランド「Evnia」を立ち上げ、第1弾として湾曲ウルトラワイドモニターの「34M2C7600MV」を投入することを発表した。

 Evniaはギリシア語の“eu(良い)”と“nous(心)”から生まれ、誰かまたは何かをサポートし守ることを示す言葉として使用される。Evinaはすべての人にゲームの楽しさを提供することを目指す。このためスペックだけを重視する他社製品とは一線を画するユニークなデザインを採用し、ゲームの楽しさをもたらすとしている。

 第1弾製品として投入される34M2C7600MVは、3,440×1,440ドット(UWQHD)解像度で、DisplayHDR 1400に対応。ミニLEDバックライトを採用し1,152ゾーンのローカルディミングによりコントラスト比を高めた。また、165Hzのリフレッシュレート、Adaptive-Syncへの対応が謳われている。

 VAパネルを採用し、1,500Rの湾曲を持つ。中間色応答速度は2.5ms、標準輝度は720cd/平方m、HDR時のピーク輝度は1,400cd/平方m、中央輝度は900cd/平方m、コントラスト比は3,000:1、視野角は上下/左右ともに178度。

 インターフェイスはHDMI、DisplayPort、USB Type-Cで、KVM機能も内蔵する。スタンドは150mmの昇降、-5~20度のチルト、左右20度ずつのスイベルをサポートする。本体サイズは807×290×549mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.35kg。

 今後、42型OLEDの「42M2N8900」、34型QD OLED湾曲の「34M2C8600」、27型湾曲の「27M2C5500W」という3種類のゲーミングモニターに加え、キーボード「SPK8508」、「SPK8708」、およびマウス「SPK9508」、「SPK9708」、ヘッドセット「TAG5208」、「TAG7208」も投入するとしている。