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Windows 11 22H2にアップグレードできないプリンタの不具合修正

 Microsoftは21日(米国時間)、プリンタ接続に関する不具合に対処するトラブルシューターを公開した。対象の環境では、適用するとセーフガードが解除され、Windows 11バージョン22H2へのアップグレードが可能となる。

 この不具合は、Microsoft IPP ClassドライバまたはUniversal Print Classドライバを使ってプリンタを接続している場合に、プリンタがデフォルト設定でセットアップされ、接続が回復できない場合があるというもの。この影響で、カラーや用紙サイズ、解像度の指定といったプリンタ固有の機能が使えなくなる。同社では9月29日に情報を公開していた。

 不具合を引き起こす環境では、Windows 11バージョン22H2にアップグレードした際に不具合が引き継がれるとして、セーフガードを適用していたが、21日に本問題を解決するトラブルシューターを公開し、これを解除した。ほかのセーフガードが適用されていなければ、トラブルシューター適用後に順次アップグレードが可能となる。