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YouTube、没入感を高める色彩効果や正確にシークできる機能を追加

アンビエントモード(右が有効時)

 YouTubeは、アンビエントモードを含むデザインのアップデートや複数の新機能を追加したと発表した。

 デザイン面では、動的カラーサンプリングを活用したアンビエントモードを追加した。動画の内容にあわせた淡い色に背景色が変化するもので、暗い部屋でモニターから放たれる光のような効果を再現し、没入感を高める。Web版とモバイル版のダークモードで利用できる。

 また、ダークモードの背景をより暗くし、色が鮮やかに見えるような調整をWeb版、モバイル版、スマートTV版向けに行なった。再生ページにおける高評価や共有、保存といった頻繁に使うボタンも、新たな形の採用と黒色への変更を実施した。さらに、再生リストの画面もより詳しい情報が確認できるよう改善された。

 機能面では、モバイル版においてピンチ操作で動画のズームイン/アウトができる機能を実装。加えて、シークバー上をドラッグまたはスワイプすると、サムネイルが並んで表示され、再生したい正確な位置に移動できる機能が、Web版/モバイル版ともに利用できるようになった。

 そのほか、2本指ダブルタップによるチャプタースキップ、頻繁に視聴された場面が分かるグラフなども追加された。

再生リストもデザインを刷新(新しいのは右側)。こちらも背景色に動画の色が反映されるように
ピンチ操作でのズームイン/アウトに対応
サムネイルを見ながら正確なシークが行なえるようになった