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Androidゲーム機「Razer Edge」登場。Snapdragon G3x Gen 1初搭載

Razer Edge

 米Razerは16日(現地時間)、Androidポータブルゲーム機「Razer Edge」を発表した。Qualcommのゲームプラットフォーム向けSoC「Snapdragon G3x Gen 1」を搭載した初の製品としている。「Razer Edge Wi-Fi」「同Founders Edition」「同5G」の3モデルを用意しており、いずれも発売時期は2023年1月。価格はWi-Fi版が399.99ドル、Founders Editionが499.99ドル。5G版はベライゾン専売でバンドルプランを近日発表予定。同日より予約を受け付けている。

 同日に開催したオンラインイベント「RazerCon 2022」で発表された。主な仕様は3機種ともほぼ共通で、違いは通信の仕様。いずれもWi-Fi 6Eに対応するが、5Gのみサブ6とミリ波が利用可能。対応バンドはLTE、UMTS、Global LTE、LTEカテゴリ22。Founders Editionにはゲームパッド「Kishi V2 Pro」と無線イヤフォン「Hammerhead True Wireless」が付属する。

 SoCのSnapdragon G3x Gen 1は、ゲームに特化したSoCとして2021年12月に発表された製品。CPUにKryo、GPUにAdrenoをそれぞれ採用している。Razerは発表当初よりハンドヘルド型の開発キットを提供していた。

 主な仕様としては、144Hz駆動の6.8型FHD+(2,400×1,080ドット)AMOLEDディスプレイを搭載。メモリはLPDDR5 8GBで、ストレージは128GB(microSDカードで2TBまで拡張可能)。このほか500万画素のインカメラやステレオスピーカーなどを装備している。バッテリ容量は5,000mAh。

 コントローラは右側に4つと両肩に6つ、電源ボタンやメニューボタンを含む計14ボタンと、2本のアナログスティックに十字キーを備える。このうち両肩にあるトリガー横のボタンは任意の動作を設定できるプログラマブルボタン。振動フィードバック機能の「HyperSense」も内蔵する。

 インターフェイスは給電用USB Type-C×1、Bluetooth 5.2、Wi-Fi 6E、3.5mmヘッドフォンジャック。

 本体サイズは260×85×11mm(幅×奥行き×高さ)。

Snapdragon G3x Gen 1搭載
ポータブルゲーム機として初めてWi-Fi 6Eに対応したとしている
手に持ったところ
Razer Edge 5Gはベライゾン専売