ニュース
忍ismと魚群がアウェイ全勝で3桁ポイント突入!ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第5節 Day2レポート
2022年10月12日 09:35
ルシアショックの興奮冷めやらぬ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」。本日第5節Day2の1試合目はホームの広島 TEAM iXA VS アウェイの忍ism Gaming、2試合目がホームのコミュファDetonatioN VS アウェイの魚群。実況は大和周平氏、解説はアール氏。ハメコ。氏は本日も体調不良のため、今回はアール氏が解説に回るようだ。
本日の見所は、現在上位に上がれずに苦しむ3チームがここでどう試合を展開してポイントを稼いでいくのかというところだろう。また、第4節終了時点で3位の忍ism Gamingは今日も勝ってポイントを獲得していかないと、上位を保持するのは厳しくなってしまうので、本日の試合展開には注目しておきたい。
また、現在最下位独走中になってしまった、本節初参戦の広島 TEAM iXAだが、ホームの今日こそは是非勝利して上位への道を切り開いてほしいところだ。
ということで早速第5節 Day2の様子をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
暴れん坊ももちコーディー好調! アウェイの忍ismが全勝40ポイント!
1試合目はホームが広島 TEAM iXAで、出場メンバーはストーム久保、ガンファイト、稲葉、クラッシャー。対するアウェイは忍ism Gamingで、出場メンバーはももち、藤村、ヤマグチ、ジョニィ。
アウェイとなる忍ism Gamingの事前オーダーは先鋒が藤村のルーク、中堅はヤマグチのルーク、大将はももちのコーディー、待機選手はジョニィとなった。このオーダーを受け、ホーム側、広島 TEAM iXAの先鋒にはガンファイトのオロが登場する。
先鋒戦の意気込みを聞かれた藤村は「相手のチーム、すごく特徴のあるキャラクターばっか使ってきて対策大変だったんですけど、まぁしっかりやってきたんで、勝ちたいと思います」とした。対するガンファイトは「ルーク戦はできる限り準備しておりますので、オロで頑張りたいなと思います」とした。
ガンファイトオロと藤村ルークの先鋒戦。ガンファイトオロはVトリガーII/VスキルI、藤村ルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは藤村ルーク優勢で展開するも、ガンファイトオロがクリティカルアーツ「大神仙力」をリーサルに決めて先制。2ラウンドは体力優勢で展開した藤村ルークが時間を慎重に使った立ち回りで、タイムアウトで勝利。3ラウンドは藤村ルークが攻め切って1本を先制した。
インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドも藤村ルークが密着した近接戦で有利に立ち、そのまま攻め切り先制。2ラウンドも正確な攻めでガンファイトオロを攻め切り、最後はトリガー発動からのクリティカルアーツ「イレイザー」をリーサルに決めて2本連取して、先鋒戦を制した。
先鋒戦の藤村ルークの勝利により、アウェイの忍ism Gamingが先制の10ポイントを獲得した。
中堅はヤマグチルークに対してクラッシャーのバーディーが挑む。意気込みを聞かれたヤマグチは「バーディー戦はかなり練習してきたんで、それなりに自信はあるんで、ちゃんとここで勝って、次の大将、ももちさんに頑張ってもらいたいと思います」とコメント。対するクラッシャーは「そうっすね、ヤマ君と対戦するのもかなり久しぶりなんで、ちょっと楽しみっすね。どういう感じになるのか。バーディー戦はかなりやってたみたいなんで、頑張って勝ちたいなと思います」とコメントを返した。
クラッシャーバーディーとヤマグチルークの中堅戦。クラッシャーバーディーはVトリガーI/VスキルII、ヤマグチルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは両者とも一進一退の攻防を展開。時間をじっくり使って互いに体力を削り合う展開からヤマグチルークがクリティカルアーツ「イレイザー」による削りで決めて先制。2ラウンドはクラッシャーバーディーの差し返しがうまく決まって、ここを取り返す。3ラウンドはクラッシャーバーディーの立ち回りがうまく、時間をたっぷり使っての攻め合いが続く。双方ギリギリの体力の状況の駆け引きの中で、ヤマグチルークがうまくここを攻め切って勝利し、1本を先制した。
インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドも両者が時間をじっくり使って攻め合う展開が続き、ギリギリの攻防を制したヤマグチルークが先ずは先制。2ラウンドも勢いで攻め切ったヤマグチルークが連勝で2本連取。中堅戦をヤマグチルークが制した。
中堅戦のヤマグチルークの勝利により、アウェイの忍ism Gamingが合計20ポイント先取となった。
大将戦はももちのコーディーに対して稲葉のベガが挑む。意気込みについてももちは「前(先鋒と中堅)2人がね、バトンを繋いでくれているんで、自分が勝つと40ポイントの全勝が取れるので、 ちょっと頑張りたいですね。ベガ-コーディーは、結構本節はベガが勝っているんですけど、コーディーが頑張れるっていうとこを見せたいと思います」とコメント。
対する稲葉は「コーディー戦は、前にジョン君(竹内ジョン)とやって勝ったので大丈夫だと思うので、大将戦頑張りたいと思います」と自信を見せた。
稲葉ベガとももちコーディーの大将戦。稲葉ベガはVトリガーII/VスキルI、ももちコーディーはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドはギリギリの攻防をももちコーディーがうまく決めて先制。2ラウンドはももちコーディーの攻めがいい形で決まってパーフェクトで連勝。1本を先制した。インターバルを挟んでの2戦目も、ももちコーディーの勢いが止まらず連勝で2本目を先取した。
3戦目1ラウンドも再びパーフェクトでももちコーディーが先制。2ラウンドはギリギリの接戦だったが稲葉ベガが意地でここを取り返す。3ラウンドは再びももちコーディーの火力が爆発し、そのまま攻め切って勝利してももちコーディーが3本先取、大将戦を3連勝で制した。
大将戦、ももちコーディーの勝利により、試合結果はアウェイの忍ism Gamingが40-0で全勝勝利となった。
試合終了後は勝利した忍ism Gamingへのインタビューが行なわれた。大将戦で勝利を収めたももちにアウェイでの全勝40ポイントについて話を聞くと「いや、でかいですね。前回の名古屋OJA(名古屋OJA BODY STAR Mildom)戦で、自分大将を任せてもらったんですけど、ちょっとそこで結果が出なかったんで、それでもまたこのiXA(広島 TEAM iXA)戦で大将を任せてくれたチームメイトにちょっと応えたいなっていう思いはあったんで。特にね、今日先鋒、中堅で藤村とヤマがしっかり繋いでくれてたんで、より勝ちたいなっていう思いで行けたのが良かったかなと思います」とした。
先鋒戦で勝利した藤村は「はい、うちのチーム、最近は本当に寝ても覚めてもストリートファイターばっかりやっていたんで、やっぱり努力はこうやって報われるんだなと思いました」とシンプルにコメント。このコメントにアール氏は「ストリートファイター血中濃度がかなり高くなってますからね」と返す。
中堅戦を勝利したヤマグチは「前回の名古屋OJA(名古屋OJA BODY STAR Mildom)戦で、あきらさんにちょっと負けちゃって、今回こそはなんとか勝ちたいなっていう思いがあったんで、バーディ戦はしとねさん(IBUSHIGIN所属)に結構ストリートファイター6のクローズドベータもある中、付き合ってもらって練習した成果をしっかり出して、勝てたっていうのが嬉しいです」とした。
本日も待機のジョニィは「そうですね、昨日の夜とかまでは自分とヤマのどっちが出るかみたいな、結構話し合いがあって、結局、自分の方からちょっと自信がないから、ヤマにお願いしますっていう形でいってもらったんですけど、みんなすごくいいプレイで40点取ってきてくれて嬉しいんですけど、チームの人たちにすごい負担をかけてしまっているので、しかも前の試合に出たのがもう1ヶ月前とかで、しばらくチームに負担もかけっぱなしなので、そろそろちょっとどこかで出られるように頑張っていきたいです」とした。
次節への意気込みについてリーダーのももちは「次節ですが、FAV(v6プラス FAV gaming)だったと思うんで、今回のこのiXA(広島 TEAM iXA)戦でかなり勢いがついてると思うんで、ちょっとチーム一丸となって、4人でFAVをね、倒したいと思います。応援よろしくお願いします」としてインタビューを締めくくった。
魚群の奇策は大将まちゃぼーネカリ! ? 全試合フルカウントフルラウンドの大激戦!
2試合目はホームがコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、ナウマン、竹内ジョン、うりょ。対するアウェイは魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、水派、もけ。アウェイとなる魚群の事前オーダーは先鋒がマゴのルーク、中堅はもけのファルケ、大将にはまちゃぼーのネカリ、待機選手は水派となった。このオーダーを受けてホーム側、コミュファDetonatioNの先鋒は竹内ジョンのコーディーが挑む。
先鋒戦の意気込みを聞かれたマゴは「どうよ? 俺らのオーダー。度肝、度肝抜かれたっしょ?」と謎の物まねを入れつつ噛み気味にコメント。アール氏が「大丈夫っすマゴさん、噛んでないっす」とフォローを入れる。
おふざけもそこそこに、改めてマゴは「大将まちゃぼーっていうことで、結構予想外な編成だなっていう風に思ってるんですけど、皆さんにとってはね。ただ、色々考えた結果、これ結構いいんじゃないかなっていう風に思って自信を持って提出したんで、先鋒の俺から勢いよく勝っていきたいかなと思います」とギリギリまでチームみんなで悩んだというオーダーに自信を見せた。
対する竹内ジョンは「マゴさんがちょっと何を言ったか、自分聞こえてなくて、さっき噛んでたとか噛んでないとか聞いたんすけど。あの、僕はミスなくきれいに勝ち、勝ちきりたいんで頑張ります」と噛み気味にコメント。これにアール氏が再度「噛んでないです。どっちも噛んでないです」とフォローを入れたり、リーダーの板橋ザンギエフからも「マゴさんよりあっさりしてるよコメント、大丈夫だよ」とフォローの声がかかった。
竹内ジョンコーディーとマゴルークの先鋒戦。竹内ジョンコーディーはVトリガーI/VスキルII、マゴルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは中距離での攻め合いから竹内ジョンコーディーが攻め切って先制。2ラウンドは火力の高い竹内ジョンコーディーをうまく制してマゴルークが攻め切って取り返す。3ラウンドはマゴルークの立ち回りがよく、そのまま攻め切って勝利し、マゴルークが1本を先制した。
インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドは竹内ジョンコーディーが差し返して先制。2ラウンドはマゴルークが取り返す。3ラウンドはギリギリの接戦を竹内ジョンコーディーが制して1本を取り返した。
最終3戦目1ラウンドはマゴルークが攻め切って先制。2ラウンドは竹内ジョンコーディーの猛攻が決まって取り返す。フルカウントの最終3ラウンドは、ギリギリのせめぎ合いから竹内ジョンコーディーの猛攻によりスタン寸前まで追い込まれたマゴルークが、クリティカルアーツ「イレイザー」で反撃から慎重な立ち回りで攻め切って勝利。ギリギリの先鋒戦をマゴルークが制した。
先鋒戦のマゴルーク勝利により、アウェイの魚群が先制の10ポイントを獲得した。
中堅はもけファルケに対して、うりょのローズが挑む。意気込みを聞かれたもけは「うりょさんが来るかどうかっていうのも踏まえて練習はできていたんで、準備はできています。頑張ります」とした。これに対してSFL 2022初試合となるうりょは「いろんな人にファルケ戦、手伝ってもらったんで、いい結果出せるように頑張ります」とシンプルなコメントを返した。
ここでアール氏からうりょについて「ストリートファイター4のシーンから追っている方だと、うりょなら大丈夫と思う人が多いと思います。胆力はかなりの物を持っている選手です。ストリートファイター4やウルトラストリートファイター4の時代に行なわれていたTOPANGA CHAMPIONSHIPの前身ともいえる、TOPANGAリーグという大会でもうりょは好成績を残していました」と簡単に解説。
大和氏も「ストリートファイターVリリースで1番最初に戦ったプロ選手はうりょさんでした」とうりょについて感慨深げにコメントしていた。
そんなうりょローズともけファルケの中堅戦。うりょローズはVトリガーII/VスキルII、もけファルケはVトリガーII/VスキルI。
1戦目はうりょローズの猛攻にもけファルケが押し切られ、2本連取でうりょローズが1本を先制。インターバルを挟んでの2戦目から、もけは使用キャラをラシードに変更して挑む。もけラシードはVトリガーII/VスキルI。1ラウンドはもけラシードがうまく攻め切って先制。2ラウンドはうりょローズが取り返す。3ラウンドはもけラシードが攻め切って勝利し、1本を取り返す流れとなった。
インターバルを挟んでの最終3戦目。1ラウンドはうりょローズのVスキル「ソウルサテライト」を活かした攻めが決まって先制。2ラウンドはもけラシードがEXスピニング・ミキサーを決めて取り返す。最終3ラウンドはもけラシードが攻め切ってクリティカルアーツ「アルタイル」でリーサルを決めてギリギリの中堅戦を制した。
中堅戦のもけラシードの勝利により、アウェイの魚群が合計20ポイント獲得となった。
大将戦はまちゃぼーネカリに対してナウマンのルークが挑む。意気込みについてまちゃぼーは「チームメイトのいい試合だったり、いろんなもの見て、ちょっと久しぶりになんか楽しくなってきたので、このまま40ポイントで勝ちたいと思います、頑張ります」とコメント。対するナウマンは「初戦、僕個人で勝って以降、あんまりいいところがなくて。ここで勝ってチームも救って、自分もこれからのリーグ戦に向けて自信をつけていけたらなっていう風に思ってます。頑張ります」とした。
ナウマンルークとまちゃぼーネカリの大将戦。ナウマンルークはVトリガーI/VスキルI、まちゃぼーネカリはVトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドはまちゃぼーネカリが先制。2ラウンドはナウマンルークが取り返す。3ラウンドはナウマンルークが一気に攻め切って勝利して1本を先制。2戦目1ラウンドはナウマンルークが攻め切って先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリの飛びがうまくいき、攻め切って取り返す。3ラウンドはクリティカルアーツ「魂の献上」をリーサルで決めて、まちゃぼーネカリが1本を取り返した。
3戦目1ラウンドはまちゃぼーネカリが攻め切って先制。2ラウンドもまちゃぼーネカリの勢いが止まらない。一気に攻めきる猛攻を見せ、連勝で2本目を先取した。インターバルを挟んでの4戦目1ラウンドはナウマンルークがペースを取り戻して冷静な立ち回りで先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリが再び勢いで攻め切って勝利して取り返す。3ラウンドはナウマンルークが守り切り、攻め返して2本目を取り返した。
最終5回戦1ラウンドはまちゃぼーネカリが優位な立ち回りで先制。2ラウンドはギリギリの攻防をナウマンルークが勝ち取って取り返す。最終3ラウンドはまちゃぼーネカリがここにきて慎重に守り切ってナウマンルークのライジングアッパーをガード! ケリで決めてついに勝利!
大将戦のまちゃぼーネカリの勝利により、試合結果はアウェイの魚群が40-0で勝利となった。
試合終了後は勝利した魚群へのインタビューが行なわれた。先ずはギリギリの大将戦を制したまちゃぼーから「そうですね、なんで勝ったんだろうっていう感じが強いんですけど。でもうち、チームで勝ち越し2回目ですけど、最近勝ててなかったんで、まさかのアウェイで40ポイントっていう最高の捲り方をしたので、 ちょっとそれに一役買えて嬉しいです」と勝利の喜びを語った。
先鋒戦で見事に勝利を飾ったマゴは「まぁね。ま、いけると思ってたんすけどぉ、まちゃぼーに対して誰が出るのかってなった時に、まぁナウマンかなって。まあ、まちゃぼーだったら勝ってくれるんじゃねえかなと思って。まあわかんないけどね」と再び謎の物まねで解説席を困惑させる。たまらずアール氏が「誰の物まねですか?」と聞くと自信なさげに「一応、あの、板橋ザンギエフ……」と返して場を盛り上げた。これにはチームメイトからも「いや、うざいうざい。いやいや、そんなテンションじゃないやろ普段」や「練習しないと」などのツッコミも入っていた。
小ネタを入れつつも、全体の流れについてマゴは「すげぇ勝ててよかったです。全員が全員もう辛勝だったんで。もう全然負けててもおかしくない試合を全員が全員とったって感じだったんで。これは40ポイントめちゃめちゃでかいな。まあ、40ポイントだったんすけど、0ポイントだった可能性も全然あった一戦だったなっていう風に思ってます」とした。
ここでアール氏からチームとしてもポイント以上に得るものがあったのでは? と聞かれると「かなりでかいっすね。ここでまちゃぼーを出せて、相当苦しいとこだったと思うんすけど、そこでちゃんと勝ってくれたってのが、今後に結構生きてくるのかなっていう風に思ってるんで。今後のことも考えて、ここでまちゃぼー出しといてよかったなって思ってます」とした。
中堅戦で強敵うりょに勝利したもけは「いや、もうあの、本当に切羽詰まった局面が多すぎて、試合中に自分の体温がこう下がっていく、すごく冷えたのを実感するぐらい緊張感はあったんですけど、今日はなんか流れというか、勢いがあったみたいで、なんとか勝てたのは嬉しいし……いや、やっぱまちゃぼーさん大好きっす! もうまさひろ(まちゃぼー)大好き! よく勝った! まさひろすげーよ! もう!」と満面の笑みを浮かべる。これにはマゴも絶賛の声を送る中、もけは続けて「もう自分も嬉しいですし、チームで勝てたのもすごく嬉しいんで、今日は本当にすごくいい日です。ありがとうございます」とした。
本日は待機となった水派は「結構、特殊というか相手の意表をを突く作戦だったんで、どうなるかなって見守ってたんすけど、本当にみんなうまくて、その作戦がなんかうまくいった感もあって、本当チームメイトの皆さん、ありがとうございますって感じですね」とした。
次節への意気込みについてマゴは「これまで結構苦しい戦いだったんですけど、今回やっぱアウェイっていう不利な状況で40点取ることができたんで、これをなんか勢いに乗せて、次節、Good 8 Squadのホーム戦ですけど、まぁ強いのかな、なんか強いチームらしいんで、ええ、勝ちたいっすけどね」とした後、「ま、わかんないけどね」と再び板橋ザンギエフ物まねを挟む。
続けて「結構いける可能性はあるなと思ってるんで、勝ちたいとことすね。頑張ります」としてインタビューを締めくくった。
上位4チームが100ポイント越え! あと2節で前半戦の折り返し
以上、簡単ではあるが、第5節 Day2の2試合の様子をお伝えした。アウェイの忍ism Gamingと魚群が全勝40ポイントを獲得したことで両チームともトータル100ポイントを突破、忍ism Gamingの順位は変わらず3位、魚群が4位に浮上する動きを見せた。これを追う形で5位には前年度チャンプのv6プラス FAV gaming、6位は同ポイントでSaishunkan Sol 熊本、7位はコミュファDetonatioN、8位が広島 TEAM iXAと続く。
ポイント差を考えるとコミュファDetonatioNと広島 TEAM iXAの2チームが段々と崖っぷちに近付いているような印象を受ける。そろそろポイントを稼いでいかないと、後半戦での追い上げも難しい状況になってしまうため、両チームの次節での踏ん張りに期待したいところ。
一方で本節1番のポイントは「勝ちたがり」をアピールするGood 8 Squadの見せた、徹底した「ふ~どポイズン」対策だろう。情報をひたすら隠蔽してカワノに徹底的にルシアを使い込ませ、本番でいきなり登場したカワノルシアが無敗の3連勝で大将戦を勝ち取る。付け焼き刃の対策ではうまくかないことは、誰もが分かっているだけに、現在トップながらもこうした対策をして勝利に貪欲に挑む、今後のGood 8 Squadの動向はさらに目が離せない。
次回、第6節 Day1は10月14日20時からとなる。次回カードは1試合目がホームの忍ism Gaming VS アウェイのv6プラス FAV gaming、2試合目はホームのSaishunkan Sol熊本 VS アウェイのコミュファDetonatioNの2戦が行なわれる。