ニュース
398gのWindowsゲーム機「AYANEO AIR」が9月16日発売
2022年8月5日 10:30
株式会社ハイビームは、AYANEOが開発した、世界最軽量の398gを謳うポータブルWindowsゲーム機「AYANEO AIR」の予約受け付けを開始した。発売は9月16日より順次。期間限定で8月18日までは本体は15%、周辺機器は10%割引となる。本日よりハイビーム秋葉原本店で実機展示も行なう。価格は10万7,800円より。
AYANEO AIRは最軽量モデルで最薄部17mm、重量398gという軽量性を実現。また、1,920×1,080ドット表示対応の5.5型OLEDディスプレイを備えており、NTSC 109%の広色域や10万:1の高コントラスト比が謳われている。
プロセッサにはZen 3コアアーキテクチャを採用した「Ryzen 5 5560U」を搭載。Zen 2搭載モデルのRyzen 5 5500Uと比較して10%高い性能を発揮できる。AYANEOによる動作確認では、ほとんどのゲームで30fps以上のフレームレートを達成できるとしている。
触り心地にこだわった素材の筐体を採用するほか、静音ながら高い回転数で高い放熱効果を実現したファンを採用。また、microSDカードスロットもA2対応で、ソフトウェアをmicroSDカードにインストールすることも想定している。
コントローラ部はホールセンサーを採用したジョイスティックを採用し、ドリフト現象が発生しにくいという。ジョイスティック周囲にはRGB LEDのリングライトを備え、充電時は赤く光るほか、発光色やパターンも専用ユーティリティ「AYA Space」から変更できる。このほか、RB/RT/LB/LTより内側に、任意の機能の割宛が可能なボタンを備えるのも特徴。
専用ユーティリティ「AYA Space」はゲームランチャーの機能を備えているほか、CPU状況のモニタリングやCPUのTDP設定(これによりバッテリ駆動時間も変化)が一括して行なえるようになっている。AYA Spaceを起動するための専用ボタンも正面右下部に備えている。
SKUの違いで4モデルが用意される。「AYANEO AIR LITE」は、メモリ8GB、ストレージ128GB、7,350mAhのバッテリを搭載し、価格は10万7,800円。発売は9月16日。本体色はオーロラホワイト。
「AYANEO AIR STANDARD VERSION」は、メモリ16GB、ストレージ512GB、7,350mAhのバッテリを搭載し、価格は13万2,000円。発売は9月16日。本体色はオーロラホワイトとポーラブラックの2種類。
「AYANEO AIR Pro」は、メモリ16GB、ストレージ512GB、10,050mAhのバッテリを搭載し、価格は14万8,500円。発売は9月下旬。本体色はオーロラホワイトとポーラブラックの2種類。バッテリの大容量化に伴い、本体の最薄部は21.6mmとなり、重量も450gとなる。
上記3モデルともプロセッサはRyzen 5 5560Uを搭載。ディスプレイは1,920×1,080ドット表示/マルチタッチ対応のOLED。
「AYANEO AIR PRO ADVANCE VERSION」は数量限定販売で、AYANEO AIR ProをベースにCPUをRyzne 7 5825Uに変更。価格は20万6,800円。
このほか周辺機器として、USB Type-C接続のクレードルは1万780円、ガラスフィルムは1,650円、ハードケースは4,400円で販売される。
インターフェイスはUSB Type-C×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、3.5mmステレオミニジャック、microSDカードスロット、ジャイロスコープなどを備える。本体サイズは約224×89.5×26mm(幅×奥行き×高さ、最厚部)。