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Samsung、処理時間を半減できるデータセンター向け第2世代「SmartSSD」

第2世代SmartSSD

 Samsung Electronicsは21日(現地時間)、データ処理機能を内蔵したデータセンター向けストレージ「SmartSSD」の第2世代製品を開発したと発表した。

 SmartSSDは、データを直接処理するためのArmコアを内蔵したストレージ製品。内部で処理を行なうことで、CPUやGPU、メモリなどとのデータ転送を最小限に抑え、ボトルネックを回避し、システム性能やエネルギー効率の大幅な向上を実現できるとしている。

 ユーザーの持つソフトウェアやIPと内蔵Armコアを活用することで、より効率的なデータ処理が可能だという。従来のデータセンター向けSSDと比べ、スキャンの多いデータベースクエリでは処理時間を50%以上短縮できるほか、エネルギー効率は最大70%、CPU使用率は最大97%削減できるとしている。