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スイッチサイエンス、ピンヘッダ実装済みの「Raspberry Pi Pico H」

Raspberry Pi Pico H

 株式会社スイッチサイエンスは、Raspberry Pi財団が本日30日に発表した小型マイコンボード「Raspberry Pi Pico」シリーズから、ピンヘッダ実装済みの「Raspberry Pi Pico H」を発売した。価格は814円。

 Raspberry Pi Pico Hは、本体に40ピンヘッダおよびJST SH 3ピンコネクタ(デバッグ端子用)を実装済みのマイコンボード。趣味用途でも産業用途でも使いやすさを向上したとする。

 Cortex M0+を内包するRP2040マイコンを搭載し、264KBのSRAMと2MBのフラッシュメモリを装備。加えて、正確なクロックとタイマー、温度センサーなども備える。

 インターフェイスは、GPIO 26ピン、SPI×2、I2C×2、UART×2、12bit ADC×3、PWM×16、プログラマブルIO(PIO)×8を装備。本体サイズは51.3×21×12.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6g。

 なお、同財団よりあわせて発表された「Raspberry Pi Pico W」および「Raspberry Pi Pico WH」については、現時点で工事設計認証(技適)未取得のため、対応ができ次第販売が開始される予定。どちらも無線機能を搭載しており、後者はピンヘッダ実装済みモデルとなる。