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レノボ、第12世代Core搭載で前世代から37%も薄型化したゲーミングノート

Legion 770i

 レノボ・ジャパン合同会社は、第12世代Coreを搭載したゲーミングノート「Legion」シリーズ5機種を発表した。いずれも筐体の設計の見直しにより薄型化を実現しているほか、冷却を強化しCPU/GPUの性能を最大限に引き出せるとしている。

Legion 770i

 「Legion 770i」はフラグシップモデルで、価格は37万5,000円前後より。直販での発売は7月1日予定。エアフローの見直しとベイパーチャンバーの採用により、冷却性能を大幅に向上させるとともに、ゼロバンプヒンジを採用したアルミニウム筐体により前世代から37%の薄型化を実現した。

 このほかDisplayHDR 400/165Hz表示対応のWQXGA(2,560×1,600ドット)表示対応IPS液晶、セラミックキーキャップに交換可能なW/A/S/Dキートップ、大容量バッテリ、Killer無線LANなどが特徴。

 主な仕様は、CPUにCore i7-12800HX、メモリ16GB、ストレージに1TB SSD、GPUにGeForce RTX 3070 Ti、WQXGA表示対応16型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

 インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-C、USB 3.0、HDMI出力、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、1080p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約11時間。本体サイズは358.1×263.5×19.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.3kg。

Legion Slim 770i

Legion Slim 770i

 「Legion Slim 770i」は最薄部16.9mm、重量約2.23kgを実現したモデル。価格は27万5,000円前後より。直販での発売は7月8日予定。

 CNC削り出しのアルミニウム筐体を採用し、一見するとゲーミングPCと分からないデザインとし、仕事や学習の合間にさりげなくゲームを楽しみたいユーザーに好適としている。

 主な仕様は、CPUにCore i7-12700H、メモリ16GB、ストレージに1TB SSD、GPUにGeForce RTX 3060、WQXGA/165Hz表示対応16型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

 バッテリ駆動時間は最大約9時間。本体サイズは約357.7×260×16.9~21mm(同)、重量は約2.23kg。

Legion 570i Pro、Legion 570 Pro

Legion 570i Pro、Legion 570 Pro

 「Legion 570i Pro」はCore i7-12700H、「Legion 570 Pro」はRyzen 7 6800Hを搭載したモデル。価格は前者が22万5,000円前後、後者が21万5,000円前後より。直販での発売は前者が7月15日、後者が7月8日を予定している。

 プロセッサ以外の仕様はほぼ共通で、メモリ16GB、ストレージに512GB NVMe SSD、GPUにGeForce RTX 3050 Ti、WQXGA/165Hz表示対応16型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeなどを搭載する。

 バッテリ駆動時間はIntelが最大約8時間、AMDが最大約11時間。本体サイズは359.9×264.4×19.9~26.4mm(同)、重量は約2.5kg。

Legion 570

Legion 570

 「Legion 570」は先日発表済みの「Legion 570i」のRyzen搭載モデルという位置づけ。価格は20万円前後より。直販での発売は8月5日を予定している。ゼロバンプヒンジ採用により前世代モデルから約14%薄型化した。

 主な仕様は、CPUにRyzen 5 6600H、メモリ16GB、512GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット(フルHD)/165Hz表示対応15.6型液晶ディスプレイなどを搭載する。

 バッテリ駆動時間は最大約5.8時間。本体サイズは約358.8×262.35×19.9~22.75mm(同)、重量は約2.4kg。