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NVIDIA GPUドライバに12件の脆弱性。順次パッチを提供中

 NVIDIAは16日、同社のGPUドライバにおけるセキュリティ脆弱性について情報を公開した。現在提供中の最新ドライバにて脆弱性を修正している。ただし、一部製品では5月23日の週でパッチを提供する予定。

 今回の修正では、任意コード実行やサービス運用妨害、特権昇格、情報漏洩、情報改ざんなどにつながる計12件の脆弱性に対処。うち10件はGPUディスプレイドライバ、2件はvGPUソフトウェアにおける脆弱性となっている。

 GeForceドライバではバージョン512.77、NVIDIA RTX/Quadro/NVSドライバではバージョン512.78(R510ブランチ)または473.47(R470)、Teslaドライバではバージョン473.47(R470)またはバージョン453.51(R450)にて修正を適用。なお、StudioドライバおよびR510ブランチのTeslaドライバについては、5月23日の週に修正パッチを提供する予定。

 そのほか、Linux向けやNVIDIA Cloud Gaming向けにも修正パッチを順次提供している。