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スタイリッシュで19.6mmキーピッチを確保した15.6型ノート。サードウェーブから

「SA50xi」シリーズ

 株式会社サードウェーブは、スタイリッシュデザインでキーボードにこだわった15.6型ノートPC「S」シリーズを発売した。

 デザイン重視の「T-14TG」から打ちやすさ重視のキーボードを継承し、メインキーで19.6mmのピッチを確保。JIS配列準拠で等サイズキートップ、逆T字型配置のカーソルキーといった特徴を備える。また、テンキーが欲しいという要望に応え備えた。

 ただこのテンキー部分はメインの部分と比較して横幅が狭くなっているため、タッチパッドをテンキーとして使う機能を搭載。タッチパッド右上部分のテンキーアイコンを長押しすると有効になり、広いピッチで数値入力できる。

 同じ15.6型として、同社はコストパフォーマンスを追求した「DX」シリーズを用意しているが、Sシリーズは金属筐体の採用、液晶を開くと4度傾斜するリフトアップヒンジ、Thunderbolt 4、15%広いキートップ面積、14時間超のバッテリ駆動、USB PD充電への対応といったところで差別化がなされている。

 さらに、一切のデザイン要素を廃した天板、指紋センサーや物理シャッター付きWebカメラの搭載も特徴で、家庭内で使えるメインノートとしての要素を満たしたとしている。

本体正面
要素が一切ないシンプルな天板
Thunderbolt 4を2基搭載し、USB PD給電も対応
指紋センサー
利用イメージ
Sシリーズの位置づけ
DXシリーズとの差別化
T-14TGから継承したキーボードの特徴
拡張性や使いやすさも重視

 上位の「SA507i」は、CPUにCore i7-1165G7、メモリ16GB、ストレージに512GB NVMe SSDを搭載し、価格は12万4,980円。

 中位の「SA505i」は、CPUにCore i5-1135G7、メモリ8GB、ストレージに256GB NVMe SSDを搭載し、価格は10万2,980円。

 下位の「SA503i」は、CPUにCore i3-1115G4、メモリ8GB、ストレージに256GB NVMe SSDを搭載し、価格は9万1,980円。

 そのほかの仕様は共通で、液晶は1,920×1,080ドット表示対応15.6型非光沢、OSにWindows 11 Homeを搭載する。インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0、HDMI 2.0b出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、microSDカードリーダ、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約14時間。本体サイズは約359×235×17.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。

実機写真
事前説明会で展示されたSA50xiシリーズ
本体左側面。USB 3.1、Thunderbolt 4×2、HDMI出力などを搭載
本体右側面。指紋センサー、microSDカードスロット、USB 2.0、USB 3.0、音声入出力
キーボード配列
テンキー部分のピッチは狭くなっている
液晶は1,920×1,080ドット表示対応の15.6型。非光沢で映り込みが少ない
開くと4度キーボードガチるとするリフトアップヒンジ
物理シャッター付きのWebカメラ
電源やキーボードステータスインジケータを装備
付属のACアダプタは65WのUSB Type-C