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ドスパラ、所有欲を満たすデザインにこだわった14型ノート

THIRDWAVE F-14TG

 ドスパラは、所有する愉しさや快適な操作感を追求した14型ノートPC「THIRDWAVE F-14TG」、「raytrek X4-T」を発売した。価格はTHIRDWAVE F-14TGのSSD 256GBモデルが9万9,980円、512GBモデルが10万4,980円。raytrek X4-Tは512GBモデルのみで10万9,980円。

 同社によれば、これまでのプレミアム14型ノートは、携帯性を実現するために薄型軽量化を追求したものが多く、コストはそちらに費やされることのほうが多かった。その一方で新型コロナによる影響で、在宅ワーク/在宅学習する機会が増加し、外にPCを持ち運ぶ機会が減っている。そのため同社は軽量性ではなく、デザインや操作感にコストを費やした製品の開発に取り組んだとし、その第1弾製品が今回の14型ノートだとしている。

 デザイン面では天板の加工にこだわり、3方向にヘアライン加工を施した「トリニティストライプ」を採用。これはサードウェーブの3にかけているという。その一方でTHIRDWAVE F-14TGの方ではロゴなどを廃して、極力シンプルなデザインとした。

「トリニティストライプ」の天板。異なる方向に3回のヘアライン加工を施す手間のかかった仕様
キーボードはフルピッチで、剛性を高めて打鍵感にもこだわった
所有する満足度の充足やキーボード打鍵感へのこだわり、基本機能の充実が特徴
今回の製品は第1弾であり、今後の展開にも期待したい

 一方使い勝手の面では、10万円切る低価格モデルでも標準で16GBを搭載。キーボードは19.6mmのキーピッチを確保するとともに、打鍵時のたわみを抑え、長時間のタイピングでもストレスなく使えるようにした。

 コロナ禍ということもあり、海外との自由な往来ができない中、今回の開発は、365日情報共有可能なシステムの構築や、海外オフィスの活用により、トップクラスの品質を実現。海外で不具合品を確実に除外した後に国内でダブルチェックを行なうなど品質を徹底。安心して使用できるノートPCとして、自信を持って世の中に送り出すとしている。

剛性を高め、長期使用も想定した堅牢性を実現
打鍵感にこだわったキーボード
トリニティストライプといったデザインへもこだわり
海外サプライヤーとの協力体制の構築や、管理体制構築による高品質の実現
THIRDWAVE F-14TG ラピスブルー

 THIRDWAVE F-14TGは一般向けモデルで、本体色は「ラピスブルー」のほかに「SAKURA」という限定色を用意する。主な仕様は、CPUにCore i5-1135G7、メモリ16GB、ストレージに256GBまたは512GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応14型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Home、WPS2 Officeを搭載する。

 raytrek X4-Tはクリエイター向けモデルで、sRGBカバー率99%の液晶を搭載。また、CLIP STUDIO PAINTやワコムのペンタブレット、Adobe Creative Cloud動作確認済みとなっている。本体色はブラックとローズゴールドの2種類。主な仕様は、CPUにCore i7-1165G7、メモリ16GB、ストレージに512GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応14型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

raytrek X4-T
ブラックモデル
ローズゴールドモデル
クリエイター向けアプリの動作確認を提供

 そのほかの仕様は共通で、インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0、HDMI 1.4a出力、microSDカードスロット、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HD対応Webカメラ、指紋センサー、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオン。本体サイズは323.5×219.5×18.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。

THIRDWAVE F-14TG 限定色のSAKURA 実機
本体底面
Webカメラ付近
本体左側面
本体右側面
付属のUSB PDアダプタ